2024 02,11 12:02 |
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2023年8月で終わるというぎりぎりで見ました。
先に「君たちはどう生きるか」をみてから こちらになったのですがもう、スラムダンクがよすぎて君たちが 鳥が飛んでいたことくらいしか印象に残らなかったです。 桜木が主人公のジャンプではなく、その仲間のりょうたが主人公になっています。 沖縄出身で、父親がなくなり、兄とりょうたで、母を支えようといっています。 兄はバスケが得意で一緒に遊びながらりょうたも、上手になっていくのですが 友達と海にでて、そのまま事故で兄が亡くなってしまい母と二人になります。 あの優秀なバスケ選手だった弟というプレッシャーもある中どんどん成長します。 高校で桜木たちと出会い、レギュラー校を最後のぎりぎりでやぶります。 その時に敵とは「アメリカで会おう」といい、本当に渡米して敵味方になったところで 終わります。 バスケを知らなくてもジャンプをしらなくても、引き込まれます。 りょうただけじゃなく、一時はぐれた三井やもともと素人の桜木、 キャプテンごりもまじけて、最高によかったです。 PR |
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2024 02,06 14:32 |
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内館牧子さんです。
友達が、今から会う人がいるけど一緒にくる?といってくれた。大好きなファンだったので いいの?いいの?とっていって喜んで一緒にいった・・・けれど、その人の対応が最初から最後までひどかった。仕事はけなすし、つんけんしている。 あとで、友達があんな人じゃないのにごめんと電話があったが、今はとてもよくわかると書いておられます。 あなたのファンがいるの、一緒にいっていい?といわれたらダメとはいえない。でも友達と二人でオフの大事な時間をすごしたかったのに、部外者がきてしまった・・・。 ああ、やってしまってはいけないなと、自分におきかえて心しました。 逆だったら、やはり、がっかりだとよくわかります。友達仲間内の時間にほかの人をつれてこられては・・・。 これがインパクト強すぎてほかのが消えてしまうくらいでした。 内館さん、ありがとう。 |
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2024 02,05 14:26 |
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恩田陸さんで、2回目です。
途中からこれ読んだ?とおもって、亡くなった両親の顔がでてきて、ああ、よんだよんだとおもいましたが、最後をおぼえていなくて、又よんでしまいました。 前によんだときに、建物などを大事にしろっていうことかと書いていますがちょっと、今回はよくわからなかったです。 なぞかけみたいにいろいろと広がっていきどうなるのかと、知りたくて最後までいきますが、 はなこと、さんたたちが今後どうなるのかとても知りたいです。 続編が出ればと思いました。 |
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2024 01,13 18:09 |
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またしても、谷川俊太郎訳のジーン・ウエブスターさんです。
DVDもみて、これも偶然同じ訳で数年間に読んでいます。 又公文教材にでてきてどうしてもよみたくなりました。 夢のようなハッピーエンドで、それにむかってわくわくします。 この訳はちょっと、くだけすぎているようにおもいましたが、安野さんの絵も魅力てきです。 なんといっても、わくわくがとまらない何度でもいろいろなやくで、できれば原文で読みたい 一冊です。 続編も忘れているのでまた読みたいです。 |
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2024 01,10 12:04 |
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聾の両親から生まれた健聴者をデフブォイスといいます。
その不自由さや、逆に自分だけが家族で聾というときの ストレスを知らないでいたなと反省しました。 全く言葉のわからない人の中に一人ほりこまれて そこで何年もくらすようなものです。 家族でも、会話はなくなり、イエスノーくらいになる。 学校で手話で話せる仲間とはとてもよくしゃべるのに。 そういった積み重ねの中で母子家庭でそだった娘が、コロナで失業して 母のところにかえる。 そこで、食事の用意をしていて、口論になり母を、持っていた包丁でさしてしまうという 事件がおこります。 これは年末にテレビにもなったようで、草薙さんがでてきたようです。 手話のできない母と、読唇のできない娘。 そのコミュニケーションのなさからおこった誤解の事故でした。 高血圧なのにコロナで医院に行けず薬のなくなった母をきづかって 薄味につくっていたのを、味見した母が、うすすぎると 醤油をいれた、そのときに、おかあさんのためにとか、いっているのが 母には聞き取れないというところからおこったことでした。 盲の友人が、聾だったらつらいだろうなといったことが よみがえります。特に複数の中にいるときは孤立してしまう・・。 手話は言語だと痛感します。 |
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2024 01,07 12:33 |
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内館牧子さんです。
やっぱりこの人は明るくて楽しいです。 エリートをゲットして結婚できたのに、ゲロのだんなが 飲んで失敗して人生がかわってしまう。 本人は翻訳の仕事などしながらそれでものびのびしているが 奥さんにわるかったとおもっている。 エリートではないが、モーションかけてくれた園芸仲間の後輩がある日、 えらくなってテレビにでていてびっくり。 結局、自分も園芸が好きなのだと原点にかえり、その人や奥さんにも連絡をとって 地元の施設に花をうけることをはじめる。 仲良し夫婦だった姉夫婦は急に夫の浮気で離婚になる。 でも一人になった姉もさばさばしているし、人生何があるかわからない。 |
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2024 01,03 20:25 |
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待ちに待った高田郁さんの金と銀の続編です。
登場人物4人の不思議だった部分が書かれています。 行方不明になっていた二回目のさちのだんながなぜ、急に金貸しとして 登場していたのか、幸の今後。やっと、賢さんが、おもいのたけをうちあけます。 この続編がもう一巻でるので、とても楽しみです。 |
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2023 12,25 15:24 |
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伊集院静さんです。
中野こうじさんの、ハラスのいた日々のように 愛犬を亡くした悲しみなのですが、軽妙なタッチながら わんちゃんへの愛情がにじみでています。 そしてわんちゃんがいるのはいいなぁと思います。 こんなふうに、普段一緒にいないのにまっていてくれて そばによりそってくれて、うらやましいとおもいました。 わんちゃんはつくづくかしこいとおもいます。 そして奥さんとの生活もしあわせそうでした。 伊集院さん今年なくなられてとても残念です。 このシリーズいろいろありそうなので読みたいです。 |
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2023 12,16 09:43 |
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岩井俊二さんです。
映画にもなっているのは、本を読んで検索してわかりました。 津波でいきのこった小学生が声がでなくなり、歌だけは歌えるという人生になります。 その小学生がしゃべれない時に友達になった女性と大人になって巡り合う。 家がないので電車の中で寝ていた生活から、彼女の豪華な家で一緒にくらしたりします。 彼女は援助交際のようなことで警察におわれます。 映画ではずいぶんはしょるのだろうけどどんなだったのだろうときになりました。 |
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2023 12,07 15:16 |
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筆子さんです。
ネットで知ってかりたのですが、ほぼ実行していることがおおかったです。 |
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2023 11,29 10:25 |
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ビートたけしさん著作です。
最初は声を出して笑うような場面が何度もありました。 エレガントな雰囲気の女性に魅せられ、指輪までかっていたのに その日に事故にあい、こられなくなりそれをしらないまま 月日がたちます。 記憶障害も残った女性と最後は一緒にすむことになりました。 とてもおもしろかったです。 で、ずっと前にみた映画に似ていると思いました。 客船で知り合った男女、女性は恋人に会いに行くために船にのっていたのですが その場でその彼の連絡先だか写真もすてて、船をおりたら再会しようと約束してわかれます。 約束の日に彼女があらわれない・・遠くで救急車のサイレンがなっていますが まさかそれにのっているとは思いもしないまま、さがしていく。 車いす姿になっている彼女とやっと再会します。 あの外国映画ももう一度みたいとおもわせるアナログでした。 ビートたけしは天才だといわれていましたが、文才もみごとです。 |
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2023 11,23 07:41 |
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有川浩さんです。
もう傑作すぎのはじまりでした。最初からぐいぐいひきこまれて やっぱり、寝食忘れて読んじゃう本でした。 映画?テレビ?にもなったようですが全然しらなくて。 不器用なおとうさん、わがままな息子、そのせいで、 近所からいじめられ重度の鬱になった母親。 嫁いだ姉のことばなどできがつき、あらためて 頑張ってバイトと、看病をはじめた主人公に まわりがだんだんとあかるくなっていきます。 三匹のおっさんも、有川さんだったと知りました。 あれもおもしろかった~~ 有川さんもっとよみたい! |
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2023 11,17 07:16 |
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やっとまわってきた、高田郁さんです。
2022年2月に出されていて最後にコロナのこともかかれています。 短編で少しつながった内容のものもありますが、この若さでどうしてこういう 深いものが書けるのかと改めて高田さんに敬服です。 仲良く連れ添った妻が認知症になり、まいってしまった夫婦が心中しようとした 駅が夜明で、おくさんの帰ろうということばで、又やり直すことにした 第一作。 最後の、妹の一流高校受験と自分の大学浪人がきまって 急に家を出て10年以上たち、医者になった妹の頼みで 末期がんの父をたずねるのは、ちょっと高田さんらしくなく 青くさいとおもってよんでいたら、これは、司法試験に落ち続けていた時にかいた 作品で賞をうけた、これが転機になったようなことがあとがきにありました。 そういう経歴だったのかと驚きました。 これからも、たくさんの魅力的な本を楽しみにしています。 高田さん万歳! |
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2023 11,13 14:06 |
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こういう本は2冊目ですが、これのサブタイトルに今すぐ打てるとかいてありますが
とにかくとても難しいです。 次は漫画タイプを読む予定ですが、こんなに奥がふかいとおもいませんでした。 頭の体操にとてもいいときいて興味を持ちましたが、そりゃいいでしょうっていう 高いレベルです。 |
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2023 11,13 14:00 |
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長尾和宏医師書作です。
女性のほうが長生きなのに、孤独死は圧倒的に男が多い、生活保護だとか、 民生委員にかかわられるのをこばむのも、これまた男性が圧倒的。 家族がいてもお風呂でなくなっていて気が付かないこともあるし それがわるいことではないが、そうなると、解剖になってしまうとのこと。 一人の人はヤクルトの契約をするといいという具体案はなるほどと思いました。 |
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2023 10,29 13:25 |
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村上由佳さんです。
彼女のエッセイが新聞にのったとき、なんてうまいのだろうとおもったので 興味をもってこの小説もよみましたが、ライトノベルというかんじで、なかなか進まなかったです・・。 年下の彼氏の事故が原因で、友人のおなかの子供がなくなった・・・というようなことのようです。彼は責任を感じていたたまれず、大学を休学して海外に住みます・ 結局、無事に友人は二人目をみごもり、彼氏と彼女もうまくいくようでした。 こういう軽いのは私はもういいかなとおもいました。 |
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2023 09,28 14:44 |
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市川沙央さんです。
43歳、芥川賞受賞。 人工呼吸器をつけた、本人の代理かなというところもある主人公が施設でくらし、 お金はあるけれど、自分の体が不自由で自由が少ない。 お風呂の介護や、ひそかに子供を宿し、おろすという普通のことができればとおもっています。 生んで育てるのは無理だから・・・。 冒頭からちょっと意味不明で、内容もいまいちわかりにくい、というのが、 正直な感想です。 |
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2023 09,28 08:39 |
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頼藤太希さん著作です。
どんなのかとおもいましたが、う~~ん。 でした。 もっと早くよんでいたらいい?それでも同じかも・・・。 |
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2023 09,21 11:45 |
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エビス診療所の松原英多先生です。
先生が91で毎日1時間以上、患者さんに電話をする習慣をもっておられるそうです。 今日は何日ですかなど、患者さんと話すことで、患者さんの症状が進むことも自分の健康にもよいとのこと。 人とのつながりの大事さはよくいわれていますが、ほかでも、運動するより、スポーツジムにいっても 何もせずただおしゃべりをして帰るひとのほうが、一人で黙々と歩くなんでいうひとよりも ぼけないとよんだこともあります。 人間は動物で群れて生きていくようにできているので、しゃべることが大事なようです。 |
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2023 09,12 08:46 |
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凪良ゆうさんです。
夜中3時過ぎまでかかって一気に読んでしまった。 そして、まんがのあすなろ白書、そのつぎに、加賀乙彦の、湿原を思い起こさせました。 色々あって、最後はなんとか、落ち着くっていうかんじだった。 でも小学生だったさらさは、文(ふみ)に誘拐されたことになり、 文は冤罪となってしまう。 両親がいなくなって、親戚にあずけられ、まぁまぁよくしてもらっているが 中学生の息子が夜中に部屋に入ってくるのがとてもいやだったので 家にかえれなくなり、文さんのところにいるようになる。 19歳の文さんと、9歳のさらさは、動物園で、行方不明で捜索願のでていたことで つかまり、さらさは、おじのいえの息子のことがいえず、文さんも何も言えない。 その小学生でも、恩義のあるおじおばの家のことがいえなかったのがなんとも 身につまされる。 そして10年以上お互いにわすれずにいて、偶然出会い、ふたりで、 店をもつようになるが、正体がばれると、引っ越しをしていく。 文さんが一人で開業していた喫茶店の名前はcalico、日本語で更紗という意味だった。 もう一度であえてよかった。あ、このあがりは青豆ににている。村上春樹の・・・。 |
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2023 09,10 06:47 |
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凪良ゆうさんです。
「そしてバトンはわたされた」のように、複雑というか、他人同士の家族です。 そして、やはり、みんないい人です。 小学生の百音(もね)は、5歳で両親を事故でなくし、 母親の元のだんなであった統理(とうり)とくらすようになる。 とうりは、翻訳業をしながら、マンションの上にある神社を管理している。 もともと神主だった父親からひきついだもので。 そこに同級生の路有(ろう)が移り住んで隣の部屋にいる、 ろうは、ゲイで、同居していた恋人(男)に捨てられ(女と結婚すると) ぼろぼろになってやってきてからの、付き合いになった。 3人のそれぞれを尊重した生活があり、そこに、同じマンションにいた ひとがからんでいく。事故でなくなった弟と、亡くなった兄の彼女だった桃子。 もう20年以上たつが、今もわすれられないでいる。一方弟は 仕事のハードさで鬱になりかえってきて、偶然出会う。 みんながいいひとで、まっすぐに生きていて、最後まで気持ちの良い本だった。 ただひとつ、偶然きいた両親の会話(うちの青年の親)や、 とうりがいない時に、朝ごはんの失敗を隠そうとしてばれてないとおもっていると もねと、ろうが話している、二回も偶然きいたというのが出てくるのはちょっと素人っぽいとおもってしまった・・。 でも、後味もよくて、この人の本、もっと読みたい。 |
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2023 09,06 15:37 |
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畠中 恵さん著作です。
「しゃばれ」で有名な畠中さんだそうですが、はじめて知りました。 麻の助とその友人二人で、当時の警察にいうほどでもないことを、解決していくというかんじですが、本来は親の仕事です。 思いを秘めていた年上の女性が身ごもって友人の父親と結婚したことで まじめだった麻の助は、ショックでまじめな息子からお気楽な息子になってしまいました。 でも、筋の通った解決策をみつけてきています。 |
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2023 08,19 09:54 |
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牟田 都子さんです。
途中で図書館に返さないとダメで残念でしたが 校正の大変さがつたわりました。 校正は新聞や本、雑誌以外にちらしやあらゆるものにあること、 よんではだめで、おさえていくというようなことがかかれています。 全く興味の分野以外のものもあり、その日の仕事が終わってやっと好きな本がよめるというのが 印象的でした。 景色の描写など、その順番でちゃんとそうなっているのか、前後がいれかわっていないのか、 そういったことまで、検証があるので大変おどろきました。 ぼっとよんでいるとみすごすことばかりです。 頭のさがりすぎる仕事だと思いました。携わっておられる方の根気と気力に脱帽です。 ただただ、ありがとうございます。 |
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2023 08,09 12:54 |
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千葉の中村さんが加藤登紀子さんを読んでいたので借りてきました。
ほろ酔いコンサートで本人もおっしゃっていましたが 仕事の関係で夫婦の住む場所がかわる、もう離婚かということもあったとか。 本の中でそのとき、仲人をたのまれてそれでつながったとありました。 和田アキ子さんに、あの藤本さん(ご主人)は絶対はなしちゃだめといわれたというのが 印象に残ります。 まだ若い若いころに、森繁久彌さんに、僕と同じ思いで歌う人がいたとだきしめられたのも びっくりです。ハルピンを知っている二人だったからでしょう。 これからも元気に歌ってほしいです。 |
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2023 08,09 12:51 |
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内館牧子さんです。
美雨さんのもうわかれていいですかとかぶっていたのですが 全然ちがってこちらはエッセイでした。 内館さんは相撲好きなのことはしっていましたが 幼稚園でそれまでの過保護がたたっていじめられ、その時助けてくれた太った男の子の影響もすこしあってすもうにのめりこんだようです。 幼稚園はあまりになじめなくて、先生にやめされられてしまったようです。 それで家で紙相撲ばかりしていて、お相撲さんの名前で字をおぼえ、お相撲さんの話をかいて文章もおぼえたようです。 学校にはいって先生がこんどは、字もきれいで早くかけて文章も上手、みんなも見習うようにといってくれたことで、一気に明るくよくしゃべる子になったそうです。 それでも高校のときに国語、古典、漢文はぶっちぎりの10だけれど数学が 大差の1で、私学にかわってくれといわれたとか。 でも、先生が、本当は一つできることがあったらそれでいいんだといって 奮闘してくれて美大にはいったようです。 その先生たちがいなかったら、「終わった人」などの名作はうまれなかったのですね。 先生の力は偉大だと思いました。 |
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