2024 04,19 07:10 |
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丸山正樹さんです。
奥さんが20年近く脊髄損傷ということで、丸山さんがこういった小説に目がむいたと あとがきにあります。 あいかわらず、両親と兄が聾者のあらいくんが主人公ですが、 名前をかえて、別人になっている瑠美の正体をめぐって ミステリー感もつよくて、やはり後半は途中でやめることができない ひきこまれかたをしました。 瑠美がそう簡単に、両親からはなれられたのなど、いろいろ小説だから・・というのは 残りますが、瑠美の聾者の姉のいた施設での、性的被害や、加害者を殺害した瑠美をまもりたくて 父親が加害者になりすましたこと、それが二代にわたっておこなわれて 姉もゆるせなくなっていること。 荒井さんが警察をやめた理由が、警察あげての、隠し金工作がいやだったこと、 そのときに、やめざるをえなかった彼に申し訳なさを感じた同じ思いの 仲間が、ひそかに彼をたすけていたこと・・・ 小説として又彼の本を読みたいです。 PR |
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