★ ★
読書日記
NINJA
カテゴリー
小説 ( 701 )
美容 ( 3 )
園芸 ( 0 )
グルメ ( 52 )
その他 ( 10 )
映画 ( 29 )
最新記事
ザイム真理教 森永卓郎
(04/14)
なぞとき写真帖2 柏井壽
(04/09)
京都下鴨なぞとき写真帖 柏井壽
(04/06)
さむらいタイムスリッパー
(03/31)
35年目のラブレター
(03/31)
君はなぜ北極をあるかないのか 荻田泰永
(03/31)
ごうた 一年生でしょ すとうあさえ文 おおしまりえ絵
(03/31)
下鴨料亭 味くらべ帖2,3 柏井壽
(03/29)
逃げる勇気 和田秀樹
(03/26)
大学教授こそこそ日記 大井学
(03/17)
下鴨料亭味くらべ帖 柏井壽
(03/15)
羊と鋼の森 宮下奈都
(03/12)
銭天堂 15,16 廣嶋玲子
(03/11)
つまをめとらば 青山文平
(03/11)
祖母姫、ロンドンへ行く 椹野道流(ふしのみちる)
(03/09)
電通マンぼろぼろ日記 福永耕太郎
(03/06)
クジラアタマの王様 伊坂幸太郎
(03/06)
ラストレター さだまさし
(03/03)
銭天堂14 廣嶋玲子
(03/03)
早春譜 山口恵以子
(03/03)
銭天堂 9 廣嶋玲子
(03/01)
主婦悦子さんの予期せぬ日々 久田恵
(02/26)
続 窓ぎわのトットちゃん 黒柳徹子
(02/25)
照らす鬼灯 ほおずき 知野みさき
(02/25)
あの鐘を鳴らしたのはわたし 秋山気清
(02/16)
アーカイブ
2025 年 04 月 ( 3 )
2025 年 03 月 ( 18 )
2025 年 02 月 ( 14 )
2025 年 01 月 ( 4 )
2024 年 12 月 ( 10 )
2024 年 11 月 ( 5 )
2024 年 10 月 ( 3 )
2024 年 09 月 ( 8 )
2024 年 08 月 ( 2 )
2024 年 07 月 ( 7 )
2024 年 06 月 ( 2 )
2024 年 05 月 ( 11 )
2024 年 04 月 ( 8 )
2024 年 03 月 ( 5 )
2024 年 02 月 ( 11 )
2024 年 01 月 ( 4 )
2023 年 12 月 ( 3 )
2023 年 11 月 ( 5 )
2023 年 10 月 ( 1 )
2023 年 09 月 ( 6 )
2023 年 08 月 ( 4 )
2023 年 07 月 ( 3 )
2023 年 06 月 ( 15 )
2023 年 05 月 ( 5 )
2023 年 04 月 ( 1 )
2023 年 03 月 ( 5 )
2023 年 02 月 ( 5 )
2023 年 01 月 ( 6 )
2022 年 12 月 ( 1 )
2022 年 11 月 ( 9 )
2022 年 10 月 ( 6 )
2022 年 09 月 ( 6 )
2022 年 08 月 ( 11 )
2022 年 07 月 ( 13 )
2022 年 06 月 ( 15 )
2022 年 05 月 ( 6 )
2022 年 04 月 ( 5 )
2022 年 03 月 ( 4 )
2022 年 02 月 ( 6 )
2022 年 01 月 ( 5 )
2021 年 12 月 ( 7 )
2021 年 11 月 ( 5 )
2021 年 10 月 ( 11 )
2021 年 09 月 ( 8 )
2021 年 08 月 ( 5 )
2021 年 07 月 ( 7 )
2021 年 06 月 ( 7 )
2021 年 05 月 ( 5 )
2021 年 04 月 ( 7 )
2021 年 03 月 ( 8 )
リンク
管理画面
新しい記事を書く
グルメ
コガネモチ
忍者アドを貼るだけで簡単お小遣い稼ぎ
アクセス解析
コガネモチ
忍者AdMax
2022
04,02
09:52
灯台からの響き
CATEGORY[小説]
久しぶりの宮本輝さんです。
ちょっと推理小説めいてぐいぐい引き込まれます。
早くもっと先が読みたいというのはいつもの宮本さんの通りです。
田園発港行自転車とちょっとにていて
灯台が謎になっている感じです。
急にしんでしまった仲間に、彼女がいておろしたとおもっていた
子どもがおおきくなりすでに子供も二人いるのですが
一時はぐれて、しんだ父親の家をたずねてきます。
友達仲間ふたりが、しんだ友達によくにた息子を一目で
彼の隠し子だとわかり、ひょんなことから仲良くなりとうとう
一緒に灯台をみにいったり、なぞ解きに加担してくれます。
友達も急になくした奥さんがのこしたはがきがきになっていたのです。
はがきのなぞも、はがきの主にもあえて、奥さんが彼を
救った、そのことで奥さんは泥棒よばわりされて
家をおいだされたのですが、それでも彼女は彼をまもりつづけていました。
あちこちの、とくに、日御碕の灯台にはいってみたくなります。
そしてすぐまた、宮本輝さんがよみたくなりました。
試食モニター募集/和菓子 どら焼き 噂の生どら バラエティ5種各2個入 詰め合わせ★産直お取り寄せ
PR
コメント[0]
2022
03,27
22:17
百花
CATEGORY[小説]
川村元気さん著作です。
だんだん、認知症がすすんでいく、百合子の様子がみにつまされ、どうなっていくのかと
読み進みます。
シングルマザーで、一人息子の泉はもうすぐ子供がうまれます。それをはなしても、わすれていたりして、奥さんにははなしていないのかと疑われたり・・・。
長くピアノをおしえていたのに、生徒をへらして最後に大事にしていた生徒のレッスンに、
泉をさがしにいってしまってブランコにのっていたり・・・。
ところが途中で泉が中学のときに、突然、年下の妻帯者の教え子の転勤にくっついて
神戸にいってしまい1年すごします。
それがあまりに唐突でその時の様子が泉をなぜ心配しないのか、そして
どうも神戸の震災でその男性が行方不明かなくなったかでもどってきたようですが
不自然でその間、世話をしていた母親とのなりゆきも、わからないまますすみます。
認知症が進行していくこわさはよくかかれていますが、なんだか、おかしな話で
読み終わると気持ちの悪さが残ります。
試食モニター募集/和歌山 桃ジュース あら川の桃ドリンク ギフトセット〔200ml×7〕飲料 国産★産直お取り寄せ
コメント[0]
2022
03,21
17:32
女のいない男たち
CATEGORY[小説]
村上春樹さんです。
この本を借りるのは3回目。
この中のドライブマイカーが映画になったのでもう一度読みたくて。
3回目なのに最後はどうなるのかわすれてしまっていました。
映画はみてないけれど、暗くてしんどかったそう。
最愛の奥さんを病気でなくした主人公はその奥さんが4回も浮気をしていたことが
きになっていますが、ドライバーとしてやとった若い女性が
最後に深い考えがないから浮気ができたのだといったのが印象的です。
コメント[0]
2022
03,20
09:04
じい散歩
CATEGORY[小説]
藤野千夜さん著作です。
やっとやっと読めた~~っていうくらい図書館で待たされました。
ネタバレで行くと94歳の私が93歳の認知症のおくさんをまだ介護中で終わります。
3人の息子はもうみんなおじさんですが独身ぞろい。長男は
学校もあまりいけない神経質なまま、引きこもりが今も続き二階で一人ですごし
ご飯にはおりてきますが6時でないと調子がわるくなります。
次男はおねえで、どうも男性パートナーと暮しているようです。
仕事も順調で、娘として、母親によりそってくれています。
三男は事業をはじめては失敗し、とうとう今は家に帰ってきています。
何かしようとしますがすでに親への借金が2000万です。
90直前の私は健康を維持するために欠かさない体操や
朝食を守り、足も体も元気で、食欲もあります。
昔ふたりが結婚したばかりのころお世話になった奥さんのおねえさんに
感謝し、その娘の気立ても器量もよいさなえと、仲良くしています。
さなえは私の会社に勤めていた時に知り合った社員と結婚、死別していますが
亡くなる直前にたのまれて、見舞いにいった私は、さなえのだんなのそばに
女性がないているのをみて、びっくり。おまえは誰だでていけ!というところが
胸がすきます。そうしてほしくて、さなえも私をよんだのでしょう。
まぁ私も奥さんを苦しめた過去があるのですが・・・。
でも元気でいるためにはちゃんと自己管理が必要だとおもいます。
そして老衰かとおもっていた奥さんが、自宅でご主人に介護されているのは
老々介護ながらどうなるのかとおもいます。
頼りにならない息子たちも現実的です。
ああ、おもしろかったといっては変ですがもう続きを読むのが楽しみでしょうがなかったです。
この藤野さんの作品をもっと読みたいです。
ありがとうございました(とおもわずいいたくなりました)
コメント[0]
2022
03,17
22:48
非正規介護職員ヨボヨボ日記
CATEGORY[小説]
真山剛さん著作です。
又してもこの表紙の絵に惹かれてシリーズを読みました。
どの仕事も大変ですが、真山さんは作家として賞をとられたこともあり
また内容も、今は介護職員ですが、外から見ておられた時期もありとても
読み応えがありました。
今までのシリーズで最高です。
施設のなかで、若い夫婦が自分の親をみてもらおうとさがしたが
良いところがなく、自分たちではじめた、家賃のこともあり
場末だが、はいっているひとが、生き生きと楽しそうにみんなで
歌をうたっていたというのがあります。本当に良心的で
居心地のよいところがあるのだなとおもいますし
そういうところが探せれば、どうしたらみつかるのか、と思いました。
コメント[0]
2022
02,23
15:30
向田邦子ベストエッセイ
CATEGORY[小説]
妹の向田和子さんの編集となっています。
中野のライオン・・・ずっと、この話だれのだったかとおもっていたのが
向田さんのもので、ここで検索かけるとえらく前によんでいました。
そして確かにライオンがいたのでした。
スキーにいきたくて、書くようになった、お金のためと、面白可笑しくいっておられますが、手袋のこだわりから、仕事までかわってしまったり、なかなかの人なのですが
かかれることは、けらけらと笑うようなここちよさがあり、あとがきにもあるように
そうだそうだとおもえる、あるあるなのだというのが本当にそのとおりです。
惜しい人をなくしました。
あの世から、飛行機の中でのこわかったこと、周りの人の
様子を書き送ってください。待っています。
コメント[0]
2022
02,12
20:31
腸のことだけ考える
CATEGORY[小説]
乳がんも経験した医師 星子尚美さん著作です。
腹6分目、おなかがすいてないのに3食食べる必要はない。
糀水をつくってのむとよい(米からつくったのが糀で、麦からつくったのが麹だと
初めてしった。なるほど、その通りの字になっていてびっくり)
日本本来の和食がよい。
おもしろかったのは、ひえたおにぎりがよいこと。
もちろん、コンビニでかったのは腐らないように、防腐剤などがはいっているので
自分でつくらないとだめだけれど。
米はダイエットでも絶対ぬかないこと。
発芽玄米を自分でつくってたべるのがよいこと。これは無理だなぁ。
糀水もむりだなぁ。
腹6分目にしよう。
動物は、体調の悪い時は一切何もたべない。
体力もどすために、たべないととおもっていたけれど、たべないことで、ほかの臓器に負担をかけず、元気になれるという。
たしかに、腹痛のときはおかゆをたべるより、何もたべないほうがいいように思う。
コメント[0]
2022
02,11
08:58
スキマワラシ
CATEGORY[小説]
恩田陸さんです。ぶあつくて、ちょっと現実ばなれしているのですが、どんどん引き込まれます。
壁をさわるだけで、不思議なものがみえたり、卒倒しそうになるくらい
驚くことがわかったりする弟とそれを理解している兄弟。
二人の両親は二人がまだ小さい時にトンネルのクルマ事故でなくなっているのですが
その二人の驚く顔もタイルをさわったときにみえました。
そして解体現場にちょくちょくあらわれる謎の女の子と自分たちの関係を
不思議におもい、しらべながらも、いろいろな出会いがひらけていく兄弟。
最後どうなるのかとおもっていたのですが、どんどん壊していく今の、よのなかへの
警鐘っぽいかんじだったのかなとおもいました。
最後はちょっと、あれ、これでおしまいという終わり方で恩田さんにしては
残念感もありました。
コメント[0]
2022
02,01
12:14
困った老人のトリセツ
CATEGORY[小説]
和田秀樹さん著作です。
おかしくなってきても、認知症ではなく、うつのこともある、など
前のユーチューブで見たことが書かれています。
コメント[0]
2022
02,01
12:11
京都力 人を魅了する力の正体
CATEGORY[小説]
柏井壽さんです。
歯医者さんで、鴨川食堂の著者の柏井さんにはまっています。
コロナが始まってからの出版で、
コロナが最初、大阪神戸は3桁なのに、京都だけが2桁だったときの
京都の人の感想があたっています。
「そんなはずないやろう、京都大阪はみんないききしてるんやし。
検査してないのとちがうか」というのが印象的です。
ほかの地域なら、自分のところはこんなに少ないと誇らしくなるのにということです。
京都のいちげんさん、お断りも、本来のお客さんとの信用やそちらを
大事にするということも納得です。
コメント[0]
2022
01,23
23:18
ひみつの京都
CATEGORY[小説]
柏井壽さんです。
京都の歯医者さんがかいたおいしいところ、いってみたらよいところ。
でも高級すぎる旅館や、ここが推薦?というお店もあり
好みもあるなとおもう。
ただ京都駅の近くの殿田食堂はいってみた。
おうどん、どんぶりがおいしくて庶民的そう。
コメント[0]
2022
01,18
08:24
出版翻訳家なんてなるんじゃなかった日記
CATEGORY[小説]
宮崎伸治さん著作です。
この表紙のとても目立つ、そしてこの表紙があるから読んでみたくなる本のシリーズですが
このイラストが誰の作品なのか、いくら探してもかいていないのです。
特徴のある上手な絵でとても魅力なので知りたいです。
で、翻訳家の宮崎さんは腕は確かなのに、本当に嫌な思いを色々されていて
約束した印税がへらされるだけではなく、せっかく翻訳しても、出版されないなど
そんなことがあるのかというのが書いてあり、なんて気の毒で胃がおかしくなるような
ことがあるのかとおもいます。
年収11000万あったときから、今は警備員だそうです。
どの仕事も大変だというのがこのシリーズでわかりますが
翻訳家なんて、高学歴、知的な仕事もこうなのかとびっくりします。
それにしても、表紙いいなぁ~
コメント[0]
2022
01,14
08:02
京都四条 月岡サヨの小鍋茶屋
CATEGORY[小説]
今はまっている、柏井壽さんです。
あ、これは森嘉のお豆腐かなっておもっているとでてきて
やはり知っているところが登場すると嬉しいです。
泥棒におしいられたのを、上手にさとして、お金も言いなりの倍も渡し
改心して成功した泥棒さんが何倍にもして返しに来る。
それで今でいう割烹旅館のようにカウンター式のにできそうというところで
おわっています。
お料理もおいしそうで話もほのぼのしています。
コメント[0]
2022
01,13
22:33
母を捨てるということ
CATEGORY[小説]
おおたわ史絵著作。
このタイトルからと内容はとてもギャップがあった。
おおたわさんは数すくない、日本の刑務所の医師です。
医者の父親と、いまでこそ、依存症という病気だった母親のもとでそだち
よくぞ立派に大人になったというくらい、母親は「病気」の
人だった。「おまえなんか死んでしまえ」といわれて
育ったという境遇は普通ではない。
でもそういう人が確かにいて、そうなった過去をさぐると
また父親から逃げるように去った母がいたことがわかっていく。
バスにおいついてつれていってもらった姉がいたが
おさなすぎてバスに追いつけずに置き去りにされた母はどんなに
過酷な少女時代だったのか、
そしてその母にそだてられたおおたわさん。
依存症というのは、麻薬などもふくめて
病気なのだと、また向き合い方も常識とは違うというの少し入口だけ
わかった気がする。
それよりも、やはり、よく立派にそだったと感心してしまう。
コメント[0]
2022
01,06
10:27
ぼくモグラキツネ馬
CATEGORY[小説]
チャーリー マッケジー著作
川村元気訳
どこかの紹介でずいぶん待ってまわってきました。
性格の違う4人で旅をしています。
一番勇気のいることばは
たすけて
うまくいかないときはどうする?
ケーキをたべる。
とてもほっとする救われる本です。
手元に置いて何度も読む本です。
コメント[0]
2021
12,19
22:53
鴨川食堂 もてなし
CATEGORY[小説]
今回は、ビフテキ、春明、チキンライス、五目焼きそば、ハムカツ、ちらしずし
チキンライスは結婚詐欺にだまされた女性が、それを見抜いた食堂のおばちゃんに、あの男はやめろといって、チキンライスをつくってくれた、結局1000万だましとられ、そのお金を親にかりたので、かえしおわり、あのときのおばちゃんのチキンライスをさがしにきたのです。
おばちゃんも、理由もいわずにやめろといって、チキンライスも半端なものを作ってしまったことをずっと後悔しています。
本当にいやなわるいやつがいるとおもいながらよみました、
そしてそれぞれにでてくる、流さんのつくる和食のおいしそうなこと。
表紙の竹かごにのった絵も素敵です。
コメント[0]
2021
12,16
18:26
鴨川食堂 いつもの
CATEGORY[小説]
6冊目です。柏井壽さんです。
コロッケ、オムライス・・・でも今回の一番はやきそばでした。
恋に落ちたピアニストが彼と一緒になるために自分の手の甲にフォークをさします。
ピアニストは無理になり、先生になりますが、結婚を機に昔の彼氏のつくってくれた
やきそばをさがします。
でも結婚はうそですね。彼をさがしてていたのですね・・・
よく読まないとわからないのですが、彼もずっと独身で彼女をまっていたようで
続編があれば、ハッピーエンドをしっかりみたいとおもいました。
コメント[0]
2021
12,16
08:44
鴨川食堂 サブタイトルなし大判
CATEGORY[小説]
シリーズを3冊読んでとてもたのしいので、図書館にある全部を予約かりてしまった。
一冊サブタイトルのない大きさもひとまわりおおきいものがあった。
なべやきうどんから、肉じゃがまで。
肉じゃがは生みのお母さんの作ってくれたのがおいしくて再現してほしいというが
結局それは生みのお母さんから二人目のおかあさんにうけつがれた
全く同じもの、高級肉とおもっていたのは、缶詰だとわかる。
出町柳がでてきたり、あの辺りで有名なパン屋さんのパン粉がでてきたり、
京都を少しでも知っていると一層楽しめる。
東本願寺のそばに鴨川食堂が実際にあるわけはないだろうが、聖地巡礼のきもちがわかって
いってみたくなる。
どれもおいしそうで、ほのぼのとしている。
金と銀が発売までまだあるので、こちらを楽しく読ませてもらっている。
本当にこんなお店があればいいなとおもうがこれに近いお店が実際に
黄檗にあっていつでもいけるのもありがたい。
コメント[0]
2021
12,13
20:15
鴨川食堂はんなり
CATEGORY[小説]
柏井壽(ひさし)さん著作です。
シリーズでサブタイトルがついていますが続けて3冊よみました。
一冊に、4,5編はいっています。
京都東本願寺にちかくに、外見食堂に見えない食堂があり
その娘が、さがしてほしい食べ物を探す探偵をしています。
食堂は本格的な京料理を警察官を退職して奥さんに病死された
おとうさんがしています。
短い広告や口コミであちこちから
難題がもちこまれますが、2週間でおとうさんが現地にとんで
ききあわせ、依頼の食品を再現してみせます。
1つ一番印象にのこったものを。
亡くなった人がすきだったようなものもあるのですが、
ここではおでんの大根をさがしてほしいと初老の女性がきます。
孫もいるのに、家でご飯をたべない、それ以外は日のうちどろろがなかったが
その食事を共にできないのがこのまま続くのかと思うと、我慢ができずに
わかれた女性がたづねてきます。
その家で食事をしなくて、一方的に離縁された元旦那が
脳梗塞だったかで、意識不明になっていると夫の友人がつたえてきます。
そこで、夫は長年、おでん屋さんで大根をたべてから帰っていたことがわかります。
そう何十年も大根を食べるために通うのはおかしい、女がいたのではと
おもいながら、その大根をさがしてほしいとたのまれます。
まじめで、こぼんのうで、家のこともよくやっていた元だんなは
家で食事中に、会社でのぐちを言ったことがありました。
その時、家に仕事の話をもちこまないでと、ぴしゃりといわれ
翌日、ふらりとはいったおでん屋さんでそのことをいうと、この大根に全部
仕事のぐちをとじこめて、たべてしまうようにいわれます。
それから毎日何個もの大根をたべつづけていたのでした。
元旦那がいなくなってから、今まで頻繁に孫とともにきていた
子供たちも足が遠のいています、おとうさんがいかに良い家族だったかというのが
やっとわかってきます。
お父さんはまだ生きている、病気もなおってまた家族の生活がもどるにちがいないと
おもわせました。
コメント[0]
2021
12,13
08:29
生きてさえいれば
CATEGORY[小説]
最後になって、ああ、あの時の小さい子、千景君が東京から大阪まで来たこのこかと
最後に気が付きました。
小坂流加さんは、余命10年という自分のことを書いた本を出してなくなりました。
今映画化も進んでいるようですが、その本はまだ届かず、同じ作者のこちらが
先に来ました。
夜中に目がさめたので読み始めたら止まらず最後まで読んでしまいました。
こんな読ませる本をかける若い女性が難病でなくなったなんて、
そしてこのなかにでてくる、はるちゃんに著者の姿がかぶります。
この本の中ではなんとか生きて幸せになってくれるかもという余韻を残しておわるのですが
真実はむごいです。
でも、ひどい友達もでてきますが、よい友達もでてきて、ほんとうに、生きてさえいればと
思います。千景も、いじめに負けず元気になってくれますように。
コメント[0]
2021
12,10
21:15
むらさきのスカートの女
CATEGORY[小説]
今村夏子著作です。
どういう展開が開けるのかと、不思議な気持ちでよみすすみました。
結局、むらさきの女は自分の彼氏だった、愛人を殺したとおもいこまされ
逃げるようにいわれてどうなったのだろうとおもいます。
逃がした黄色いカーディガンの女は、紫のスカートの女の彼氏、自分の会社の
上司がけがだけだったとわかって秘密もにぎり、元通りつとめはじめました。
今度は自分の立場が公園の中の子供たちからむらさきの女のように
おもわれているというところでおわります。
なんだか、あっけあく終わりました。
コメント[0]
2021
11,27
19:29
我らが少女A
CATEGORY[小説]
高村薫さんです。
ネットコミュニティーでの読書コーナーで、推薦する方がおられて
借りました。
ミステリーの要素もあって、ちょっと高村さんのイメージではなかったのですが
さすがに途中でやめたくなるようなものではなくて、最後もしりたいけれど
先に読むのもつまらないので、必死で読みました。
後味がわるくないように、とうとう、おかあさんも病死してしまいました。
レディジョーカーのレディと少しかぶるような少年がでてくるのが
印象的です。
コメント[0]
2021
11,18
20:53
姥ざかり
CATEGORY[小説]
ネットの読書会で教えてもらってすぐ読みました。
田辺聖子さんはやっぱりいいなぁ、たのしいなぁ、
前向きで明るくて、惜しい人がいなくなったなぁとあたらめて思う。
けらけらと本当に楽しくよませてもらった。
ひとりで、元気に明るく暮している歌子と、それぞれ家庭をもって
きにしながら、ほどよい距離をもっている三人の息子家族。
歌子の生き方がいさぎよく気持ちがよいです。
コメント[0]
2021
11,09
21:36
あきない世傳 金と銀11
CATEGORY[小説]
ああ、又11も読んでしまった・・・また半年くらい待たないと次が読めないのかと
寂しくなる。
幸と賢輔はまだ師弟関係のママだが賢輔の力士の浴衣に名前を
入れるというのが当たりまた組合のみんなで
力を合わせているのも気持ちがよい。
それにひきかえ、妹の結とその亭主の腹黒いのはひどいし、
結もあんなにかわいい妹だったのに、賢輔にふられたことで
姉に対してもそんなにつらくあたれるものか。
さいごは結も泣いてわびてハッピーエンドなのか、菊栄の
かんざしもこれから、日の目を見るのも楽しみ。
本当に枚数が減っていくのがおしくなるような11kんだった。
早く次をかいてください!
コメント[0]
2021
11,07
16:17
添乗員ヘトヘト日記
CATEGORY[小説]
梅村達さんの著作です。
66歳で、50歳頃から初めて派遣添乗員です。
添乗員が派遣が多いというのもしりませんでしたが
大変なのが見えている以上だというのもわかりました。
梅村さんは、メモだか日記だかを整理してこれをかいて
あちこちの出版社にもちこみ、ちょうどこの出版社が、
検針員のことをかいて売り上げていたので、修正して出版にいたったようです。
ほかにもよく似た本もだしておられますが、賛否両論でした。
このシリーズはなんといっても、この表紙のとぼけたような絵が魅力です。
つぎも、タクシードライバーや翻訳の本が楽しみです。
添乗員は旅行が好きではだめ、人の世話がすきでないとつとまらないというのは
その通りだと思いますが、どの職業でも大変だとつくづく思います。
コメント[0]
<<
前のページ
|
HOME
|
次のページ
>>
忍者ブログ
[PR]