2022 07,06 07:55 |
|
88歳になられた樋口恵子さんの著作です。
医者で独身の娘さんと同居されていますが、時間帯が違うので 同居というだけで、生活圏がちがう、理想的なくらしのようです。 それでも今まで一緒にすんでいなかったのに、すごいとおもいます。 そのために家も大金をかけて改造して樋口さんの、のちのために エレベーターもつけたそうです。 お金が減るのは心細いと書いてありますがいまだにしっかり かせげている、今までも相当かせいでいた樋口さんでさえというおもいです。 人と交わり続けることもふくめて、できるだけ働き続けるようにとかいてあります。 そのとおりですが、今までの延長ならともかく、新たになんでもというのは 実際はむずかしいとおもいます。 ボランティアでも友達でも趣味の会でも外に出ていけば色々広がり 話もするので(これがだいじ)いいとはおもいますが。 75を過ぎると急に年寄りになっていくこと、そしていきなり和式トイレでどうがんばっても たちあがれないことがあったそうで、そういうことが実際におこるのかと びっくりしました。結局ぬるぬるのゆかにトイレットペーパーをまるめてしいて そこに手をついてなんとかしたそうです。 膝や腰の筋力が知らない間によわっているのでしょうか、とても身につまされました。 そして、安心できるトイレがないと外出できない、舞台もながいと トイレが心配で行けないことなどがかかれていますが、そのときにならないとわからないことが あるけれどちゃんとそういう社会になっていかないとこれからますます高齢者がふえるので、と おもいました。とても他人ごとではありませんでした。 PR |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
忍者ブログ [PR] |