2013 08,29 19:03 |
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安東能明の小説です。
タイトルが怖いので、不気味だったら困ると思ったのですが、そういう小説ではなかったです。 警察にはめられて、刑務所がえりの男が殺人を犯すようにしむけられます。 「お前の姉をつけまわしているのはあいつだ」といわれ・・・ 大事なお姉さんの名前をだされて信じてしまいます。 一気に読んでしまいました。 PR |
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2013 08,16 12:41 |
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若い朝井リョウの作品です。
バレー部のキャプテンだった桐島が大会前に急にやめてしまったよう。 それをめぐって(めぐっていないこともあるが)周りの高校生がつぎつぎ登場して 日常が語られていきます。 広樹は、一番の友達だったが、桐島がいる限り試合に出られない。 同じポジションだったので。 桐島がやめて、自分がでられるようになり、その点は素直にうれしくおもっている。 キャプテンは憎まれ役なので、それが原因でやめたにしても、桐島がいないときは のびのび試合がやれたというのも、高校生らしい。 マイナーな映画部や、吹奏楽部の女性キャプテンなども出場して 高校生のちょっとハイな日常がかかれています。 映画は大分原作とはちがうようですが、興味深いです。 |
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2013 08,12 21:23 |
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100歳まで現役バリバリを目指す技術という副題の白澤卓二氏の執筆です。
何もびっくりするようなことは書いてありませんでした。 本当に、何事にも挑戦心をもち(スキーの三浦さんのように) いちまでも、お料理をしている人がぼけないなど、納得です。 不精にならず、楽しく笑い、普通の食事をして、前向きにいきることだなぁと 思います。 |
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2013 08,05 09:39 |
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安保 徹医師、免疫学が専門です。
こちらでも紹介した、近藤誠、中村仁一、南雲由則さんらと、共通する考えです。 はっきりと「がんの三大医療、手術、抗ガン剤、放射線」はやめましょうと 提唱しておられます。 玄米を中心の食事で体をつくっていれば、薬やその他の医療なしでも ガンがきえることもあるといいます。 少なくとも、その治療に殺されることはないでしょう。 一番ましなのが手術というのも納得です。 かしこく生きたいとおもいました。 |
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2013 08,03 21:17 |
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浅田次郎の重い作品です。
戦争の最後の8月のあちこちの状況ですが、こんな中でよく、終戦後、よみがえれたと 日本人の底力と、努力に脱帽です。 この世のすべてから戦争がなくなりますように。 |
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2013 07,26 09:08 |
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ヤマト運輸元社長の都柴幹彦さんの著作です。
慶応大学を出て、当時の大和運輸に偶然入社した著者が 大口配達中心で頭うちだった運送やさんから、小口配達を成功させるまでの 苦労とアイデア、そして仲間の話です。 今でこそ、宅急便は、宅配の代表名詞になっていますが ほんの少し前までは、荷物をはこんでもらうというのは、大変なことだった 時代をおもいだしました。 デパート経由などでなければ、よほどのことがない限り、荷物をおくるということは 労力とお金と時間の余裕(いつつくか不明)が必要でした。 遠くの駅まで荷物をとりにいったり、タグを二つつけてくるように郵便局でいわれたり 面倒な手続きもありました。 宅急便やメール便、クール便、ゴルフ、スキー、いろいろ運んでもらえるようになり 重宝で、それが当たり前になっています。 郵便が民営化して、宅急便のお客さんがそちらにながれているのでは、と思っていましたので 最後にそのあたりのこと、ふれていればと思いましたが残念です。 まじめに働く社員と新しい考えを受け入れる会社やまわりの力の大きさを感じました。 |
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2013 07,11 08:25 |
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丸山健二さんの著作です。
定年後田舎に移り住みたい、田舎で農業をしているというとうらやましい、というのが 今の風潮ですが、それに警告を発しています。 一番おどろいたのが、田舎の鍵のかかっていない家をねらう、職業泥棒がいることです。 確かに、少し前は鍵自体がかからない家が多かったのですが 車にいれておいたお金がなくなったりということが村で起こり、気をつけないと、これは よそもののしわざだということがありました。 ねらうにしたらこんなに楽なところはないかもしれません。 心しなければ。 村のつきあい、労働、あこがれだけではどうにもならないことが 沢山あると思います。 田舎暮らしを謳歌している中村顕治さんのブログを楽しみにしている者としては 彼くらいの強靭な肉体をそれを維持できる精神力と、そのすべてを楽しめる 明るさが必要だとおもいます。 炎天下54度で一日中外で畑しごとができますか?というところですね・・・。 http://blogs.yahoo.co.jp/tamakenjijibaba |
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2013 07,11 08:20 |
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水村美苗さんの著作です。
わがままな母の死をまっている姉妹・・・とかいてしまうと身もふたもないのですが、 その母の遺産で妹は「女」のいる「夫」と別れる事が出来ます。 母がわがままで困るというのが何度も出てきますが それは、普通に子供にあまえている程度のことで それが死をまつほど嫌うとは伝わってこないです。 |
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2013 06,11 22:08 |
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図書館で頼んでいた上がこず、先に下だけがきました。
待っていたのですが届かないので、仕方なく下を読みました・・・ こういう読み方は不本意とおもいながら、そんなことに関係なく、ぐいぐい引き込まれます。 こんな熱い人がいて、従業員を、石油を、日本を思いひっぱっていってくれたのだとおもいました。 |
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2013 06,01 22:05 |
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ひふみ投信ファンドマネジャーの藤野英人さん著作です。
パソコンの疲れから守るめがねで、近眼以外の人もとりこにした メガネメーカー。ネットのゾゾタウン。外国でも人気のサンリオ・・・・ どれも、なるほどと思います。 |
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2013 06,01 21:39 |
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近藤誠さんの菊池寛賞受賞作品です。
ああ、面白かった、そして安心したというのが真っ先の感想です。 最近、健康なのに、検査で癌がみつかり、あっという間に病人になりそして亡くなる・・・という話をきき 検査をしなければよかったのではと、素人考えがずっとありました。 そして、この本をよんで、やはり検査が悪かったのかと思いました。 近藤誠さんは一貫して、癌とたたかわないこと、抗がん剤の害などを書いておられますが 姿勢がぶれない上、この本では、外国も交えて長年のデーターに裏づけされた根拠があり 普通にいきることでいいのだとほっとします。 一番の長生きのこつは、早ね早起きというのも納得です。 むやみに医者にいかない、薬をのまない、検査もしない。 そうでありたいと思います。 |
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2013 05,30 09:35 |
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曽野綾子さんの著作です。
色々あるけれど、元気にやっていこうという姿勢が強く出ています。 |
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2013 05,06 22:34 |
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菅下清廣氏著作です。
日本は強欲資本主義に取り込まれなかった唯一の資本主義と著者は言います。 確かに、しばらく外国にでてみたり、みまわしてみると、日本人の平和と協調を好み清潔で やさしいという人柄が、とても気持ちを落ち着かせます。 このよさがこれから生きる、という考えにもとづいた金融面での予想もあり、 希望が持てます。 ただ、具体的にどうのこうのはむずかしいですが、山中教授関係や、ミドリムシ関係がこれから 伸びるだろう、もうすでに伸びているというのは素人目にもわかるように思います。 |
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2013 05,05 22:00 |
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佐々涼子さんの書物です。
副題が国際霊柩送還士とあるように、海外で亡くなった人を空港で 遺族にあってもらえる姿に戻す仕事の人らを取材して書かれています。 遠くでさまざまな理由でなくなると、「眠ったような」姿でかえってくることは 少なく、それを、安らかな眠りのような姿にするのが いかに大変か、メンタル的にもハードな仕事か、伝わってきました。 |
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2013 05,05 21:56 |
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重松清さんの小説です。
おじいさんとおばあさんの小さなうどんやさん、向かいは葬式場で、 その帰りに、人が立ち寄るようなお店です。 孫娘のよっちゃんからの視点で、がんこなおじいさんや、うどんをたべにくるひと、おじいさんの 友達などが登場して人生をみせてくれます。 同級生がどのうどん屋にバイトに入ったり、自殺したり、親切な町医者の奥さんが病気になったり さまざまなことがありますが、まじめに細々と生きる市井の人たちがみえてきます。 |
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2013 04,26 09:38 |
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宮本輝さんの小説です。
久しぶりに、寝食忘れて上下二巻を読みました。 やっぱり宮本さんは楽しいです。 欲得のない、「シロナマズ」のような志乃子は夫にも子供にも友達にもお金にも仕事にも恵まれ、いや、それらが寄ってくるくるような 人生なのだが、それがとても自然で、おだやかなのです。 宮本さんが糖尿なので、その話や、彼と共著の糖尿医師の炭水化物をとらない療法もでてくるのも 面白いです。 そして、なにより、北朝鮮から乗せるだけのせて船で日本に向かうことを計画実行して多くの人の命を助けた横尾氏は架空の人ではなかったことです。 彼の存在をしって、宮本さんがこの小説を書かれたというあとがきに驚きました。 宮本ワールドは、誠実に生きていれば、幸せがよってくると思わせてくれる力があり 勇気がわいてきます。 マキシム ドリップ工房「微糖」を30名様にプレゼント ←参加中 |
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2013 04,14 22:41 |
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JICAで働いている甥がいるので、興味を持って活動をみていましたが
今回、ボランティア募集中の中に、シニアボランティアもあることをしりました。 青年海外協力隊というと、若い人たちのものだと思っていたのですが、経験豊富なシニアだからこそというシニア海外ボランティア 分野もあり、関心も高いようです。 青年海外協力隊・シニア海外ボランティアの応募受付4/1から開始されており、5/13まで実施され、それに伴い、説明会&体験談が3/24~5/11まで全国各地で実施されています。 2年間のボランティアを経た青年は、その経験値の高さを評価する企業や自治体も増えてきており、帰国後の就職にも有利なようです。 そして何より、本人がかけがえのない財産として、海外での知的経験をつむことができています。 2年間が長い人には短期のボランティアもあります。 さまざまな年代の人が自分の特技をいかして、世界のあちこちで活躍出来、世界中に仲間もできるこの活動をこれからも見守りたいと思います。 もう一歩踏み出せる方は是非説明会に参加されてはいかがでしょうか。 レビューブログ参加中 |
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2013 04,14 19:41 |
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乙武 洋匡さんの著作です。
五体不満足から二児のお父さんになり、相変わらず明るく元気に過ごしておられる様子が伝わってきます。 小学校での教師経験から、みんな違っていい、それであたりまえのメッセージが強く伝わってきます。 今の文明の発達した日本では発達障害などは、生きにくいのですが、違う時代、違う国、違う文化だったら 何でもそつなく出来るだけが大事ではないだろうと、考えさせられました。 |
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2013 03,02 22:00 |
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黒田夏子さんの芥川賞受賞作品です。
短編のような形をとりながら、流れていくものがあります・・・が、ひらがなが多く、 何がかかれているのが読み取るのに時間がかかります。 ああ、しんどかった・・というのが正直な感想です。 |
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2013 01,27 20:07 |
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この作品が芥川賞をとったのはついこの前だと思っていたがもう9年もたっていて驚きです。
そのときも、蹴りたい背中と一緒によみ、どちらも、よく意図がつかめなかったが 今も不思議な話です。 舌にピアスをあけ、ピアスをおおきくしていって穴をひろげ、最後にメスもいれて 舌を二枚にするというのは実際にできることなのか? そして、すでにそれを実行している男と一緒に住み始めた彼女は、舌の施術師にも、ほれられ、 結局施術師が、同棲男を殺す・・・というあらすじなのが、それをしっても、施術師とくらす 女も不思議。 かわった話なのに、不潔感やおぞましさがみなぎってこないのは、なぜだろう・・・。 現実ばなれしているせい?作者の魅力? 不思議な一冊です。 |
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2013 01,17 21:13 |
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佐藤ゆかりさん著作の、いろいろな「お年寄り」を抱えた人の実話です。
娘に依存している、姑と仲がわるく、その影響が子供にでている場合、すばらしい社長が 会社にしがみついて、嫌われ者になっていく、人に好かれない分、モノに執着していく、 さまざまま老人が出てきます。 ここまで極端ではなくても、その一歩手前というのは巷にありそうです。 うなってしまいます・・・。 |
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2013 01,17 21:10 |
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野菜だけでなく、いちごや肉も50℃であらったほうがおいしくなるという説です。
ほうれん草でやってみましたが、よくわかりませんでした。 食べるときでなく、買ってきたときに洗ってしまったほうがよいとか。。。 実行している周りの人もいるので、また参考にいろいろ教えてもらいたいと思いました。 新商品!アリエール スピードプラスの100回分サンプルを30名様に ←参加中 |
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2013 01,14 21:25 |
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遠藤功さんの「世界一の現場力はどう生まれたか?の副題の書籍です。
ディズニーの掃除のすばらしさと、共通して「おもてない」の心で、人を迎えるというのが 一環してあります。 掃除できれいにするというより、喜んでもらうために、サンタの格好や浴衣など 見た目も、楽しんでもらい、すばやい清掃や、整列して新幹線を送迎するなど 乗客のためにはたらいておられるのがよくわかります。 【リンナイ】QUOカード3千円分のチャンス☆白いコンロをブログで紹介コンテスト♪ ←参加中 真っ白なコンロは、キッチンを明るくしてくれます。 つまみの色がいろいろありますが、私は、白に近いグレイが好きです。 |
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2012 12,20 22:26 |
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杉山春樹さんの著作です。
新聞広告で見つけて読みたくなりました。 なぜ?のタイトルの直接の理由はよくわからないのですが 無駄なものをもちつづけない、特売でかいすぎない、衣類などは 人に譲れるものを選ぶ。 干支によってきれいにすべき場所があり、私は玄関。なるほど・・・。 片付けないといけないほど、物をもたいないのが一番とおもうのですがなかなか。 このごろ、断しゃりなど、このたぐいの本が多いですが、読むだけで 片付くともっとうれしいです。 ごぼう茶は、ごぼうをささがいて、干して自分でつくるとよいと本で読み、やってみよと思いながら なかなか実行できませんでした。 便利なお茶があれば、ありがたいとおもっていたらありました! ごぼう茶(15包入り)を5名様にプレゼント ←参加中 |
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2012 12,09 14:49 |
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劇作家、演出家の野田秀樹さんのアエラに連載した「ひまつびし」を、もじったエッセイです。
どれも、けらけら笑うような愉快さですが「自転車の青年を車で引っ掛けてしまった男」が 「お前はあたりやだろ!」としつこくすごんで、最後には「そうです」といわせてしまう。というのが不謹慎ながら傑作でした。 結婚記念日は結婚式の日です。 【商品券10000円】あなたの「結婚記念日」はどっち? ←参加中 |
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