2023 06,23 16:37 |
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瀬尾まいこさん、これはよかった!
おっさんが主人公で今までと違うのがまずほっとした。 そして、ひとりで50すぎで小説を書いてくらしていたのだが そこへ昔飲んだ勢いで知り合った女性との間に生まれた智がくる。 しばらく部屋においてくれといって。 うまれてから毎月10万おくって、お礼に写真がきていたそのまま25歳になった息子が いきなり、おっさんと行ってきてもどう扱ってよいのか困ってしまう。 そのままのペースで小説を書き続けるが、息子が勝手に自治会にはいって 催しにでることになったり、ローソンのバイトでがんばっているので だんだんとちかづいていく。 息子が新しいローソンにうつったあと、おっさんは25年あっていない 両親をたづねて、はじめて、智と母親がそこによくいっていたことがわかる。 それをとっかかりに、ふたりが最初の小説の読み手として、家にも来てくれる交流がはじまる。 とんでもない女とおもっていたが、いい女性になっていたし、智は国語教師だったが生徒の死をきっかけに、引きこもっていた時があったと知る。だから子供のあつかいや自治会のことも うまかったのかと。 あと手元に一冊しかない。。。。 PR |
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2023 06,22 17:34 |
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これはどれもよかった。同じく瀬尾まいこさんです。
ランクアップ丼は高校の教師と教え子がたまにたべていた卵どんぶりを 就職した教え子が逆にごちそうするようになる。 母子家庭でほおられていたが、黙って見守る教師にすすめられ就職したスーパーで 順調に働き、そして先生はがんでなくなるも、そっくりの、気持ちのいい娘さんが会いに来てくれて一緒に天丼をたべる。ほのぼのと温かい。 ファーストラブは同性愛かとびびった主人公がただのお礼で遊びに誘われお弁当も つくってきたことがわかり、男同士で映画をみておにぎりをたべて、バッティングセンターにいって 銭湯にいって。そして翌日、転校するときいて、びっくりする。 きっと二人は又銭湯にいくのだ! ドッグシェアもあかの他人が1匹の老犬のせわでしりあい、犬が死んでももう少し一緒にいようと かんがえている。 さいごのデートまでの道のりは、保育士と生徒の父親の愛だが、息子がどこまでわかっているのか 全部しっているのか。まんがにありそうだが。 よくつぎつぎこうも、かけると感心する。 そしてみんなよかった。 |
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2023 06,21 10:27 |
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瀬尾まい子さん、これは実話?彼女は教師をしていた?
育児ノートのようで、ちょっと卒業している私にはいままでほどおもしろくはなかったのだが・・・。 だれかが現役女性作家で書き出しがうまいのが瀬尾さんだとかいていたな。 なくなった飛行機事故の人もうまかったと・・。 |
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2023 06,21 10:25 |
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瀬尾まい子さん。
沢山借りてきてどんどん読んでいる。 うんと年下なのに、兄と名乗る青年が登場し、いろいろ自分のことも知っている。 婚約者のだんごやにも近づき一緒にデイトにもついてくる。 だれなのだろとおもっていると、ずいぶん前に1年だけ教師をしていた時の校長の息子だった。 一年で疲れて辞めざるをえなくなった自分を心配して校長が息子にたのんでいたのだった・・・。 その兄も、そのころは、ひきこもりだったが、一緒にした食事から外がみえるようになったようだ。 |
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2023 06,21 10:22 |
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短編の1つでした。瀬尾まい子さん。
いきなり声をかけられつづけ、あやしくおもっていたら亡くなったお兄さんと自分が似ていたことが判明。家族で音楽をやっていたようでお兄さんのうけもっていたらしいフルートを自分も練習してやろうと提案する。 おにいさんはフルートは難しくてとうとうふけなかったらしい。 縁がどこにあるのかわからないなとおもった。 さいごのガラクタ~は嫁がおじさんを拾ってくる話。 教授だったら解雇されて浮浪者になっていたがしばらく一緒に住む。 |
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2023 06,13 14:43 |
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瀬尾まいこさんの小説はタイトルがよくない。
どれも、長い。 だから間違って又借りてしまう。 ばななさんのつぐみ、キッチンみたいに簡潔がいい。 この本には3つはいっていて、最初が入院生活と、そこで同じ3年生が入院してきて 仲良くなる夏の体温、 そして小説の題材に、悪人といわれている「魅惑の極悪人ファイル」 最後のとても短い「花曇りのむこう」これは、転校三回目で中学生になり うまく溶け込めないが遠足のおやつをかいにいって、偶然同じものを選んだ同級生と 短い会話ができたことをさらっとかいている。 どれも、途中でやめられなくなる。 もっとまいこさんが借りたいが滞納しているのがあって登録できないのでまとめて返しにいこう。 |
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2023 06,11 11:39 |
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瀬尾まいこさんです。
前回の老人ホームもさわやかだったけれど。。。おばあさんが亡くなってしまうのにさわやかだった・・。 今回の茶髪高校生がおなじような高校退学した先輩の娘をひと月面倒みるというバイトをひきうけて、子供との生活も、なんてさやわかなのだろう。 まいこさんは子供をとても知っている、リアルタイムで。 こどもとどんどん距離がちぢまっていって、その間にかつてのマラソンや今の吹奏楽の女生徒、 そして、先輩の奥さんの両親の愛情をかんじて、行動したり。 先輩の奥さんは二人目の切迫早産のために急に入院することになり、頼める人がいないので たのんできて、大泣きする1歳10か月の娘とだんだん仲良しになっていき、公園で周りの大人やその子供らにも慕われていく。 留守番のうちに、みつけた嫁の親の愛情あふれる日記もどきにおどろき、疎遠になっている親に 孫の写真と孫のかいた絵をおくる。きっと喜んであいにくるだろう。その場面もみたかったし、この主人公の次の行動もみたい(まえの老人ホームの青年もだが) とても明るい青い空が広がる未来がみえて気持ちがよい。 まいこさん、次もたのしみ。 |
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2023 06,10 21:17 |
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瀬尾まいこさんです。
よかったよかったよかったよかった~ 夜中1時まで読んで早朝から又読んで読み切ってしまいました。 お金持ちの親から大学をでてはたらかず20万の振り込みで一人暮らし。 高校時代、始めたギターで友達ができたことがうれしかったこと。 それで、ひまなので老人ホームで演奏したときに、若い職員の青年がふいた サックスに魅せられ、口実を付けてホームに通うようになる。 ぼんくら、仕事もしてないやろうと90のおばあさんにいわれ それなのに、買い物をたおまれて、届けるために毎週かよい ウクレレをおしえたりするようになる。 ウクレレの生徒は、痴ほうで3階にいってしまい、悪態をつきあいながら 心をかよわせたおばあさんもなくなってしまう。 もうぼんくらから卒業するようにと温かい手紙を残して。 彼のその後もしりたいなぁ、みんないい人だったなぁと思える。 次のまいこさんも届いている、うれしい! |
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2023 06,09 15:09 |
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星野源さんです。
こんなエッセイも書かれていたのかと驚きましたしなぜ借りようと思ったのかも不明ですが 楽しくよみました。 今は奥さんになられているゆいさんと恋バナで一緒だったときに とても普通の女の子で、びっくりするくらいさらっと気を使い気が利いていい人だと書いています。 そうなんだとおもいました。 クモ膜下をされて大変だったことがあるのも知らなかったのですがその前の仕事が大変だったので ストレスは怖いと思いました。 元気で仕事をつづけ、仲良くいつまでも暮らしてほしいです。 |
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2023 06,07 12:48 |
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辰巳渚さん著作です。
私が母の整理というより、娘が私の整理くらいの年齢の本です。 まず親がその気になること、させることが大事とかいてあります。 その為によばれていってうんうんと話を二日ほど聞くだけでその気になって 感謝されたという逸話がのっていますが、そううまくいくことは難しいと思いました。 やはり、片づけ上手は最初から物にあまり執着せずに生きてこられた人がおおいようにおもいます。 とはいっても、かたづけねば・・・親の家もこちらも・・。 |
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2023 06,02 19:49 |
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瀬尾まいこさんです。
秋音と名前をつけた、声だけが聞こえるのは何だろうとおもっていたら、オムライスやさんのバイトでいっしょの、心をとざしている、常盤さんの、高校生のときに、おろしたあかちゃんだった。 とても不思議なかんじだったが、みんながやさしくつながっている。 中学で不登校だった生徒がはいってくるきっかけをつくってあげた匠は そのあと彼女がおいかけてきて大学では毎日顔をあわせる。 最後に、常盤さんは、子供のことをうつあけ、その子が心配していることもつたえられて 終わる・・・。 もっと瀬尾さんのがよみたくなってたくさん予約した。 |
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2023 05,31 08:26 |
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和田秀樹さんです。まだ出たばかりですがまわってきました。
最後に書いてある、老後はそんなにお金がかからない。 施設にもはいれるし、足りないと生活保護も受けられるとかいてあります。 だから、お金を使っていこうって。 アウトプットが一番脳にいい、本を読むより感想をかくこと、などと 発信することが大事だと。 そして95歳すぎるとまず全員が認知症の症状もあり、85歳以上は全員がどこかに がんがある、70過ぎるとがんは治療しないほうが元気に生きられる。 今まで以上に全体の年齢があがっていてほっとする(たしか前によんだ和田さんは80過ぎたら がんの治療はしなくていいだったような) 来月は実際の講演に行けるので楽しみです。 |
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2023 05,29 21:41 |
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久々の垣谷美雨さんです。
やっとまわってきました。 さんざん、自分本位で金使いがあらく、家のことも子育てもしなかっただんなの 悪口がでてきまし。 そして小さな村で、先に離婚した友達の助言をかりながら最後は離婚してハッピーになります。 ただ、先輩女性たちのように、法律上のお金をちゃんとわけることができないままだったのか、 きちんとできたのか、気になるところです。 相変わらずのハッピーエンドで、いつも彼女の小説は最後をよみかえしたくなりますがこれもそうでした。 |
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2023 05,26 21:01 |
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眠りのためのあたたかな場所
弟が遺産目当てで姉を殺したとおもっていたら、まったく違っていて 先をよみあてる(実際はねがったとおりになるから、事故や死亡は姉の望みどおり) 姉のかく絵が理解できることからくる悲劇だった。 姉は、弟が告げ口をしたことで両親をも、飛行機事故でころしてしまう。 弟はもう姉に寄り添って生きようとするが、主人公は恋人だと最後になのる。そこでおわっているが、主人公は自分が助かるために妹を犠牲にした心苦しさで、もう死んでもいいとおもっているのだろう・・・。 ラストのシェードのみが、「最高の贈り物」のようなラストでちょっとホットした。 なんだかどれもとても不思議な怖い話だった。 |
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2023 05,21 07:46 |
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本多孝好さんの短編です。
いま、表題と、次のイエスタディズを読んであと2つ残っています。 なのにここに、書いておきたいと思わせる、不思議でこわくてやめられない魅力です。 最初のを読んだときは夜中ねられなくなりました。 だから夜に読まないでおこうと思ったのに又読んで同じ。 単語しかしゃべらない絵のうまい友人と、美貌の女性、番長の女性、そしてぼくの4人が不思議につながりますが、美貌の女性のまわりで、飛び降り自殺が相次ぎます。番長もとびおりますが たすかります。 そして、友人は美大の講師になるところでおわります。なんとなくほっとしておわります。 イエスタデイズは、死期のせまった父親が結婚前の女性にできた子供を案じて息子にたのみます。 何十年も前のアパートをたずねた息子は、そこに、若かりし父とその時の彼女にであいます。 これもまた、非現実ですが、目がはなせないです。 あとの2遍も怖いのに早く読みたいです。 |
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2023 05,18 07:11 |
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内田正治さん著作です。
やっとまわってきました。 50歳から初めて65歳まで、黒内障(という病気があること初めて知った) になるまで、家業の倒産からはじめたタクシーの運転手さんの日記です。 営業成績があって大変なこと、遠距離客が大事なこと、 助手席に乗るお客さんなど、普段なんとなくしかわからないことが しっかりかかれています。 又しても、この本の表紙の絵はすばらしいとその魅力で読む人が多いだろうと思いました。 |
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2023 04,10 08:31 |
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精神科の飯塚浩さん著作です。
まず、バターからできているより成分のよい、ぎーというものがあるというのが 新発見でした。検索すると無塩バターから自分でつくることもできるとか。 そして、倦怠感など体調不良が続いていた人が、歯のつめものの、アマルガムが原因だったというのも驚きでした。水銀が使われていてそれが、わるさをするようです。 私も使われているだろうと思いますが・・・ 最後にかかれていた、うつや自閉症にも舌下で効果があるオイルがあるというのも 知りませんでした。 全編通じて、なんでもまんべんなく食べることが大事だとおもいました。 これがいいからこれをたくさんたべる、この魚がいいからこればかり食べるというより いろいろできれば、全部(皮ごとなど)食べる、よく言われていますがなかなか 実行できていないです・・・。 |
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2023 03,21 12:01 |
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山本文緒さんです。
装画は、タカノ綾さんです。だれなのだろうと調べたくなる 内容にぴったりの表紙でした。 表紙に注目したのは、ツグミのときの、山本容子さん依頼です。 最初のばにらさまをふくめ、短編なのですが、独特の世界があり 改めて、惜しい人を亡くしたと思います。 ばにらさまは、同情もしてしまうとはいえ、きっちり、振ってくれてすっとしました。 |
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2023 03,16 10:17 |
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沢木耕太郎さんです。
マカオでカジノにはまってします、又その手口がよくわかります。 日本につくってはいけないとおもいました。 |
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2023 03,16 10:17 |
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荻原博子さん著作です。
自分の老後のつもりでよみはじめたら、娘くらいの人が自分の親や自分の老後を考える本でびっくりでした。 副題に親と自分の生活戦術とかいてありました・・・。 |
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2023 03,16 10:15 |
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兵庫医科大学脳神経外科の吉村紳一先生著作です。
脳卒中は突然おこるとおもっていたのですが、そう思っている人がいることに 先生がびっくりされているのがびっくりでした。 ちゃんと起こりやすいというのが調べるとでてきている。それをしらないで 放置しているから急におこったようにおもうということでした。 対処すれば、きちんと予防もできるというのに驚きました。 漫画入りでわかりやすい解説でした。 |
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2023 03,03 08:04 |
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佐藤友哉さんです。
映画にもなってそうそうたるメンバーだったようですがそれは知らなかったです。 70になると「お山」に息子にせおわれていく、うばすてやま。 そこで生き残ってくらしている、デンデラという集落での話です。 飢え、クマ、病気そして寒さとの闘いです。 映画でも壮絶は決闘シーンのようだったそうですが とにかく、くまとの闘いが大変です。 そして70くらい(飢饉でもっとはやくに捨てられた人もいた)が一番わかく 100くらいまでが暮らすというのもすごいことです(小説とはいえ) 疫病で血を吐いて死ぬ人が続出していたようですが、疫病ではなく じゃがいもからの食あたりのようでした。 最後は一人残った70のまだつれてこられたばかりのカユが、くまにおいかけられて 村にむかってはしります。クマはまえにカユに片目をこわされ、カユはそのあとの たたかいで、片腕をクマにもがれています。 村にはいったあとカユはどうなるのか、村は、クマは?というところでおわっています。 人間の生きる力と、恐ろしい習慣、そして自然の力すべてが終結した本でした。 |
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2023 02,20 20:09 |
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2というのは1があったのかなぁ。しらべてみると、
生涯健康脳というのが先にでて16万も売れていました。 読んだ人がこれをよんで、明るい気持ちになれたとありますが とても単純で実行しやすいです。 まず、脳のメンテナンスにだいじなことは 寝ること!7時間って。 それで、すっきりするのは、メンテナンスがされたからだそうです。 老廃物がとりのぞかれるようなイメージのようです。 そして、喜ぶことというのは、あたらしいことだと。 よくきくはなしですが、いつもと違う道を歩く、いつもいかないスーパーにいってみる。 などです。 そして、人と対面でしゃべること。相手のかおをみて、様子を見ながら話すのがいいようです。 うんうん、全部なんとかなりそうとおもえます。 最後に、認知の人もなおったというのが音楽と結構の紙面をさいてあってびっくりしました。 太鼓のような打楽器もとても効果がある。もちろんピアノもリコーダーもいい。 楽譜をみてひくのなら、目と頭をつかう、両手もどの楽器でもちがうことをする。 家にあるものでたたいて音をだすだけでもいいとか。 なんだか明るくなってきます。 そして逆によくないのが、お酒だそうです。 少しのお酒はかえっていい、などとききますが、できれば全く体にいれないほうがいいようです。 そうなんだ・・・とおもいました。 いろいろ理由もかいてありますし、糖尿から認知症になりやすいこともでてきます。 寝ること、新しい刺激をいれること。がんばりましょう。(というほどでないのがありがたいです) |
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2023 02,15 08:10 |
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樋口恵子さんです。
88歳のときの著作と被るところも多いのはどこかで書かれたことの抜粋だからでしょうが 二回も和式トイレでたてなくなったのは、何度読んでも身に沁みます。 トイレに手すりは本当に早く実現してほしいとおもいました。 そして施設に最後は入るべき蓄えたお金で家を建ててしまった後の お金のなくなった喪失感が、なるほどと思いました。 樋口さんほどの人なのでよほど考えて実行してもそういうことがあるのだと 若い時に家を建てるのとはわけが違うと思いました。 助手さんや医師の娘さんたちと今も仕事をしながらの 樋口さんがまぶしいです。 |
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2023 02,15 08:05 |
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国府田淳さんです。
200冊の健康本を読んだ作者のものです。 ジムが続かないので、とにかく歩くようにしているというのが印象的でした。 いろいろやらないとと思っても本当につづかない。 かかとからすとんと落ちるのならと思っても家では響きそうだし。 やはり、外出の時に心がけて、エレベーターやエスカレーターを使わないというのが 一番できるかなと思いました。 |
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