2019 10,20 11:23 |
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6月にも読んで感激した白石さんです。
間違って又手元に図書館かたきたので、 最後の気持ちのよいハッピーエンドだけ読もうとまず読みました。 そしてまた最初から読みたくなって全部読みました。 読み終わってすぐに3度目が読みたくなる、こんな本ははじめてです。 キンパまで食べたくなって買ってきてしまいました。 この世にはどうしようもない極悪人間もいるのだと三人がでてきます。 そしてそれ以外はみんなおおかたいい人なのだと。 PR |
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2019 10,03 07:55 |
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2014年にも借りて読んでいます。
市の図書館には中村顕治さんの本はこれと花に関する物しかありません。 本当は違うのが読みたかったのに。 今72歳の中村さんは相変わらずブログも体も仕事も健在です。 前に読んだときの感想をしりたくて調べると同じ事をかいていました。 40代のこの本を書いたときに、僕も60前になったら機械が必要になるかも しれないというところにやはり目がとまりました。 そして今も機械はなしです。 平行して今も読める10年前のブログも読んでいますが そのころは、今は同居のうさこが きれいなおなごとして、ちょくちょく登場しています。 男女にまつわる記述も多いのですが今は皆無に近いのは 身近にうさ子がいるためでしょうか。 これからもお元気で百姓を続けてほしいです。 で、何度もかれが、ブログでもかいておられますが、 本当にこれだけ働ける人はびっくりです。 百姓の、しかも炎天下でのしんどさは普通ではありません。 堆肥を運ぶのも、土を耕すのもどんなに大変か・・・ 体に気を付けて1日でも長く今の生活を続けてほしい、 ブログも続けて欲しいと願います。 この本の時から、読ませるうまさはすばらしいです。 |
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2019 09,29 08:33 |
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乃南アサさんの小説です。
悲しさと希望の見えるラストでした。 未來という日本人の主人公と、一緒にすんでいた祖母。 祖母が昔台湾にいたことを、はじめてきいた未來は 骨折入院してしまった祖母にかわって 台湾にわたり、親切な人々のおかげで、 祖母の思い出の地を写真のおさめて ラインで母におくり、祖母もみることができます。 日本の植民地だったことがある台湾、 その後、日本が引き上げてから、悲惨な歴史を 持つ台湾、そういうことが、台湾でも日本でもおしえられずに きていることも 書かれています。 日本にかえってきて、認知症がではじめた祖母が 未來のために多額の貯金をしてくれていることをしります。 改めて語学留学で台湾にいきたかった未來を後押ししてくれますが 一番世話になった友達の訃報を、これから、伴侶となりそうな 林さんからのラインでしるところで おわります。 未來、がんばれ! |
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2019 08,29 08:31 |
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せいろで作る蒸しおかずの料理本です。
上手に活用して、おいしいものをたべなくては! |
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2019 08,29 08:29 |
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医学博士、作家の志賀貢氏著作です。
3食たべる、友人とつきあう、親戚と円を切らない。 肉を食べる。 男にも女にも通じる大事な老後だと思いました。 |
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2019 08,12 18:10 |
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君の名はと同じようにとてもよかった!
2人だけしかしらない雨が止まない事情、そしてとうとう 東京の広範囲が水につかってしまっているが もともと、東京の埋め立て地はは元に戻ったという感じで この異常気象にこういうことがおこってもおかしくないのではと おもわされた。 |
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2019 08,12 10:49 |
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ジャーナリストの河合さんがこれから先の日本がどうなっていくかを
数字と図解で説明しています。 今日の新聞にも、首都圏のガソリンスタンドが、一時の半分まで減っていると のっていました。 東北で暮らすひとのところに海外の小さな島から来た人が 日本は豊かな土地と農業技術があるのに後を継がない人が多いのが 解せないと言い残して帰ったとのこと。 そして、高齢者が増え働く人口がへっていう日本。 どうすればよいかというと、この便利さを、我慢する方向にまずもっていくべきとのこと。 元旦からあいている大型商業施設、二四時間つかえるコンビニ。 そのためには労働力も食べ物を作る材料も必要になってくる。 少し前まではそんないつでもほしいときに、アマゾンで手に入るなんてこともなかった。 手に入るというのは誰かが商品を包装して配達してきてくれるから。 そのあたりをよく考えていけばよいとのこと。 50年すれば私はもうこの世にはいない。でも、子どもも孫もいる。そんな人たちが 大勢いるのだから、今の事以外もかんがえないとと思う。 |
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2019 08,10 17:11 |
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聖路加国際病院診療教育アドバイザー 保坂隆さん著作です。
床に物をおかない、もったいないと思わない、孫にお金をつかわないなど 具体的なタイトルでつぎつぎと明るい内容がでてきます。 そうだそうだと読み進めました。 |
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2019 07,28 15:07 |
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料理研究家の藤野嘉子さんの著作です。
フランス料理、カストールの御主人と90歳の嘉子さんのおかあさんと 3人が、御主人の仕事場を縮小したあと、マンションもうって 半分以下のURに住み始めました。 おかあさんとの同居もほぼこのころで、一緒に住むこと、物を半分以下にへらすことに 不安を覚えながら、こういう暮らしがよかったとかいておられます。 3人の子どもたちが巣立ち、ローンや共益費、修繕費もままならない広いマンションより URにと御主人が提案して3人が気に入った中央区に、目黒のべんりな所から うつります。 大きな家具や箪笥はみんな処分しますが、長年大事にしてきたものをすてて 100均でかえるものを残してしまったり、フォーマルな服をすててしまって また買わないとだめになったり、そういう失敗をしないためには リストをつくることが大事とかいておられます。 またそうして一度処分すると、今まで、ユニクロで衝動買いしていたのをやめ、 しっかり見極めて買うようにもなったとのこと。 おかあさんは、自分のものはまとめて洗濯して干してたたむ、聡明で距離をとって かしこいおかあさんとの暮らしが語られています。 |
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2019 07,22 11:27 |
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乃南アサさんです。
怖いかと思っていたのですが、そんなことはなく聡明な犬が主人公で 犬はかしこいのだと小説とは言え改めて驚きます。 ただ、自殺未遂をはかった妹の容体が気になるので最後に 記述が欲しかったです。 |
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2019 07,21 10:43 |
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人工知能研究者の肩書きのある黒川伊保子さんの著作です。
先日なくなられて、田辺聖子さんがかもかのおっちゃんと 仲良く暮らす方法は「そやなぁ」と相手のいうことに あいづちをうつことのようなことをよみました。 これは逆で男性は女性がなにか質問してきても はなしてきても、とにかく「そやなぁ」と 同意すればいいとかいてあります。 メールもおなじ。内容でなくて、「今ご飯」のような 事実だけでいいので、心があなたのそばにあると おもわせるのでよいとのこと。 なるほど、とおもいことが沢山あります。 |
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2019 07,21 10:40 |
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久しぶりのよしもとばななです。
やっぱりばななだなぁ、すごいなぁと上下一気に読み終えました。 自死した妹、そのだんなだったと人と心をかよわせていく私は 頭をうって手術して半分自分でなくなっている。 一緒にすむ父親の違う弟と、母の友達といっしょにすんでいる。 アムリタは不老不死といわれたお酒のことだそう。 |
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2019 07,14 18:14 |
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小林照幸さん著作です。
いくつになっても、心がときめいて当たり前というのが実例をあげて つぎつぎとかかれています。 特に最後の、ふたりは、とても仲良く交流がつづいていたのに しずえさんの遠慮からふたりがはなれしずえさんはホームにはいるが 結局またでてきて、最後にもういちどあえるのですが そのときは、裕福だった「おとうさん」が息子さんに お金の管理をすべてされてしまい、毎日1000円もらって電車で温泉に くるのだけが楽しみとなってしまっていました。 2人がもう少し自由に晩年をすごせるように、家族も 考えをかえないととおもいました。 |
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2019 07,09 14:11 |
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先日なくなってしまった田辺聖子さんです。
やっぱり、田辺聖子さんはすごい、天才だ!と思ってよみすすみました。 これは短編でこんなに素敵な題材をおしげもなく短編にしてしまって 長篇にはもうつかえなくなるのにと惜しくも思いました。 どれもこれも楽しくて、ほっこりできてあっというまに読んでしまえます。 とくに「夢とぼとぼ」は「出来る」奥さんが単身赴任してしまい 寂しくて仕方がない夫の気持ちが手に取るようにわかります。 彼はきっと仕事をなげうって彼女のところにいくのだろうなと思います・・・。 「ちさというおんな」も、本当はちょっとかわいいところのあった ちさが、最後はかわいそうでもあります。 |
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2019 07,09 14:08 |
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阿部尚樹さん、上原万里子さん、中沢彰吾さんの共著です。
最初に、太ってスーツがあわなくてもったいないので、炭水化物ダイエットをはじめたらとても体調がおかしくなり、だるくてたまらず最後は手をあげるのも、ままならなくなったとあります。ご飯がたべたくてテレビで丼の特集をしているとおもわず、食べに外へ出てしまい、これではだめとひきかえしたこともあったとか・・・。 中をよんでいって、添加物や防腐剤がはいっていないというと安心してしまうが それができてどれだけたすかっているか、食中毒がいかにたいへんかが書かれています。 水でも大量に飲めば人間は死ぬとかいてあります。 なんでもほどほどで、そのとおりだとおもいました。 おかしなところに神経質にならずに体のほっするものが必要なものだとおもいました。 |
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2019 07,08 16:55 |
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村山由佳さんが、通販雑誌、ハルメクに連載されたものです。
連載中から夢中になりましたが、刊行本もやっと順番がまわってきました。 とにかく読みやすくてあたたかくてあっというまに よめました。まぁ、二度目ですが。 日経の夕刊にお父さんの事を書いておられた村山さんの記事をよみ なんで文章のうまい人だろうとおもったことがあります。 40すぎておなななじみと仲良くなり、大阪と千葉の遠距離恋愛というか 遠距離夫婦のような生活ですが、姉弟のように過ごした幼い日があり 沸点は低くても(ハナ曰く)心の広いトキオがどっしりとハナをささえて います。 |
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2019 06,26 20:53 |
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家庭栄養研究会編です。
まずテレビなどでとりあげられていることは 信じないことというのが一番印象的でした。 メディアは、おもしろい、意外性などが重視されるので、 大切な事が抜け落ちる可能性があるとのことで納得です。 野菜は食べない方がいいなんて言うことになると 関心をもってテレビをみてしまうけれど 野菜はたべましょうでは、あたりまえすぎて 視聴率もあがらない、というのはその通りだと思いました。 |
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2019 06,13 15:37 |
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保坂隆さん著作です。
住み替えという潔い整理術という項目もあるように 年とともに、生活の場を小さくそして持ち物もそれにあわせて うんとすくなく。 最近50平米の家からは120の大きなごみ袋にごみがでるとも ききました。 とにかく、すてることだとますます痛感です。 だれかがすてる、いつかすてる、それなら今でしょとおもいながら 先延ばしにしているのを毎日すこしずつでもへらしていかねばと おもいました。 |
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2019 06,11 16:02 |
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白石一文さんです。
火口は富士山の火山の口です。 富士山が300年ぶりに大爆発を起こすことがわかり それを世間に発表するという直前で小説はおわります。 地震や台風の膨大な恐怖の被害が続き オリンピックはむずかしいという占いもあると 聞いています。 火山もある国だったと改めて思い知りました。 |
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2019 06,07 14:48 |
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白石一文さんです。
一億円のさようならがとてもよかったので、彼の本をもっとよみたくなりました。 こちらは短編集なので、すぐおわってものたりないです。 一億円のように、ほりさげてほしいです。 どれも長篇にしてほしいものばかりです。 ラストの星と泥棒。 親友の奥さんと、気持ちだけが通じ合っていて、それゆえ、死別と離婚となったふたりです。 よこにすわっているだけでいいという男女の小説です。 |
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2019 06,02 22:17 |
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大平一枝さん著作です。
彼女はこの本をかいているときに家族4人で引っ越しをして45リットルのゴミ袋が88袋もでてそうです。 むだをそいで、すっきりくらしたいです。 行き先のないバスに乗って小旅行というのも昔少しやったのを思い出しまた それもいいなと思いました。 |
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2019 06,02 22:15 |
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「食うために生きる」の中村さんのブログで興味をもち、半年待ってやっとまわってきました。
ものすごくよかった!宮本輝さんみたいに、ぐんぐんどんどん、もうパソコンもほっておいてよみすすみました。 おもしろくなっていってもまだ半分も残っている、どうなるのだろうとわくわくしました。 そして気持ちのよい結末です。 手元にあってもいい本だと思いました。 白石一文さん、もっと読みたいです。 |
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2019 05,19 22:29 |
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五木寛之著作です。
一生は春夏秋冬、その冬で白秋期です。 60歳から75歳くらいまでは人生で最高の時間、孤独をふくめ人生をたのしみましょうと かたりかけてくれます。 |
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2019 05,10 19:05 |
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内田春菊さんの著作です。
読み終わったら気持ちが悪くて寝られずもんもんとしました。 近親相姦は宮本輝さんもなのですが、全くちがう。 あまりにリアルでどろどろしていて、内田さんの力のすごさも 感じますが、明るいときに読んで寝る頃には 頭から消えていないとまずい本です。 でも、最近の事件でもおかしな判決が出ていました。 考えさせられます。 |
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2019 05,06 19:41 |
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久々の宮本輝です。
推理小説のようで、なにが原因で、友達に自分の娘を誘拐もどきで 引き渡したのだろうとハラハラして読み進みました。 その娘がとても立派に成長して 本当のことを娘にも打ち明けるとのこと。 娘がどこまで知っていたのか、その後の展開をかいてほしい 小説です。 よい人が沢山登場しています。 |
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