2022 10,08 21:14 |
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久しぶりに2022年5月にでました。
柏井壽(かしわい ひさし)さん著作です。 コロナの事、ラインの事などがさりげなくでてきて あまりにもタイムリーです。 昔、運動会でたべた巻きずしがおいしかったので、 ホテル王となった今、ホテルでだしたいと みつけてもらいますが、お母さんのぬくもりがつたわって 商売に使うことをやめます。 また最後は、さがしている弟がいきていたこと、そして おいしいパイナップル栽培をしていて、昔から上手だった絵で パイナップルのシールもかいていること、それを、言わずにきっと 気が付くだろうとおわります。 いってあげて~~とおもいますが、きっと兄弟が無事にあえるのだろうと いうところでおわります。 もっともっと鴨川食堂でのしあわせにふれたいです。 PR |
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2022 09,28 15:12 |
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もっと詳しく知りたくてすぐ予約してきました。
もう一気によみました。 今21年うまれなので76歳です。 最初はかえるや蛇もたべ、それがないときは、数日何も食べない日もあったようです。 一緒にいた犬が死んで、一緒にすんでいた洞窟をでて、違う場所を転々とします。 親切な老夫婦に世話になったことまでは前の本にありましたが 山菜が売れることをほかの人が売っているのを見て知り、売ります。 花も売れることがわかりそれも売ります。 だんだんと町にちかいところにおりてきて、最後は橋の下の段ボールでねます。 そのころ知り合った人に文字をおしえてもらい、ひらがなと簡単なかんじが読めるようになりました。 釣りもじょうずにできるようになり、魚をもらいにきたり、買いに来たりする人との交流もはじまり、お金ももらえるようになります。 もうこうなると蛇はたべられなくなったそうです。 数日食べなくても平気だったのに、2日食べないで我慢できず自販機をこわそうとしているところで警察につかまります。 そこで、今までのことをきかれて、興味を持ったマスコミがよってくるようになったそうです。 ただ、そのことで弟と再会できたのもよかったとかいてあります。 警察から釈放されるときに、釣りの仲間だった人が身元引受人になってくれ、今それから 4か月後の本が出たときもその人の会社で塗装の仕事をしていました。 その家族にふれて、自分も家族がほしいとおわっています。 水洗トイレがわからずこまったこと、携帯はもちろんわからなくてびっくりしたこと。 今の生活がいかにぜいたくかとおもいますが、彼が、洞窟でいきられたのは、逃げてきたおとうさんが、蛇をさくのや、山での作業をみてきたからだとかいています。 何もしらない都会の人にはできないことです。 それにしてもすごい、本当によく無事にいきていたとおどろきます。 |
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2022 09,25 21:54 |
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これは真実の本で、どこかで知って借りました。
もう一冊、借りてあります。 中学生で貧しく親にも、手をあげられていた少年は家出をして ひとりで暮らし始めます。そこに可愛がっていた犬が縄をぬけて やってきてくれ、犬との生活がはじまります。 中学生が、小野田さんや横井さんのように、一人でくらしながら 食べ物をさがして、火を起こしてくらすのが どんなに大変だったかと思います。 本の中では、おフロにいれて、食べさせてくれた人がいましたが 子供のいない家族にいきなり子供があらわれると、まわりが ほっておかない、迷惑がかかるとわかり、又家をでることになりました。 犬がいる間はまだしも、犬も死んでしまい、本当にひとりになりました。 この少年は今は施設の職員としてこの時の体験を生かしながら生活しておられるようです。 そのあたりのことももっと知りたいのでもう一冊の彼の本を楽しみにしています。 |
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2022 09,07 12:01 |
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和田秀樹さんの今年2022年7月の最新版です。
和田さんの本を読んでいると、肩の力を抜いて、好きなことをして 自由にいきなさいという雰囲気なのでホッとします。 亡くなられた、近藤さんと共著をだされたこともあり、70過ぎたら 検診はいらない、ただ、急に死ぬとこまるので、脳と心臓は自分は調べている、 とかいておられています。 急にぽっくり死んでもいい人はその必要もなさそうです。 70過ぎてがんがみつかって、手術をすると、寝たきりになることもあり リスクが大きすぎるとかいてあります。 以前も85過ぎてなくなった人を解剖するとほとんどの人がどこかに がんがあり、沢山ある人もいたとのことでしたし。 ぼけはこわいといっても、急にはぼけない、だんだんのことだし、 蛭子さんのように、すぐなんでも忘れても、にこやかに 仕事をしている人もいるとかいてあります。 少しぼけても、車をとりあげる今の制度にも疑問をなげかけておられて 実際に田舎ではタクシーもバスもなく、車を手放すと買い物も病院もいけないです。 まぁ、出来る範囲で歩いて、出来ればもう少し運動もしながら、体の求めるものを食べて 元気でいたいと思えました。 |
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2022 09,04 07:58 |
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バトンがよかったので、又瀬尾まいこさんです。
読み始めたら止まらなくて1時半までかかって(夜中の)最後までよんでしまった。 明るくて有能で彼女もいたのに、急に、本当にとつぜん、パニック障害になった山添くんと、月経前症候群で、いらいらが高じていきなり、切れて怒り出したことで、仕事もやめて、転職。 お互い転職した小さな職場でしりあいます。 あたたかくて、有能な社長をはじめとする職員のいる仕事場で、二人はだんだんと近づいていきます。 パニック障害は精神的なものかとおもっていたが、元気な若者が突然なるのかとびっくり。 月経前症候群も、そんな重い症状が続く人がいるのかとこちらもびっくり。 山添君のポストに、3つもの、お守りがお正月にはいっていて、みんなに見守られていたことがわかります。 もっとまいこさんを、予約しよう、 |
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2022 09,03 07:29 |
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笠原一郎さん著作です。
このひょうきんな表紙のシリーズにひかれていろいろよんでいますが まだタクシーはまわってきません。 笠原さんは、一橋を出て、キリンで上司に恵まれず、53だったかで早期退職して ディズニーのお掃除に就職します。 準社員という名の、バイトです。 今までよんだ、ディズニーの本はいいことずくめで、それはそれで みんながんばっている、真鍮をみがくとか、すごいとおもっていましたが これは本音です。ああ、やっと人間らしいディズニーにあえたとおもいました。 でも、もっとしりたかった、かぶりものの中の人の苦労は掃除の人と休憩場所もちがい 全くわからないそうです。 そちらで働いた人の本も、本音ででればとおもいます。 こころない、お客さんも多いのだなぁとおもいました。 そして、2年もはたらくて、朝の様子でその日のお客さんの数もほぼあたるというのは やはり現場の強みだと思います。 奥さんが大腸がんから復帰されたこともおりこまれ、孫のために、イベント後の格安商品がかえることもかいていただき、色々わかって楽しく読みました。 そしてその商品、なんとなく、裏で売っていそうなのも、現実的です・・・。 |
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2022 09,02 07:01 |
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またまた美雨さんです。
ものすごくものすごくよかったです。 っていつも、美雨さんを読むと思うけれどこれ、本当によかったです。 短編のあつまりなので、あれ~とおもったけれど、1話ずつがとてもいい。美雨さんの頭はどうなっているのだろう。 特に最後の小学生のはなしはよくて、豚汁がつくりたくなりました。 そして、最初の一話をよんだときは、あるこうと、図書館まで徒歩でいってしまいました。 |
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2022 08,26 15:04 |
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垣谷美雨さんです。
16歳なのに、18歳と偽って、義父に金儲けで代理出産させされます。 人助けだといわれてしたのですが、これからもこれで儲けようとしている義父に気が付いて 逃げ出します。 同じく貧しく育った青年と、本当に子供がほしいひとがいる、そしてお金が欲しい人もいるというので、そのあっせんをする事業をはじめます。 重いテーマで、美雨さんでなかったら、先がこわくなるところですが、かならず、ほっとする結末になるという安心感があってよみすすめます。 夜中に目がさめて明け方までよんじゃいました。 やはり、小説だからこううまくいくというのはとてもありますが、美雨さんの書き方にひきこまれてしまいます。善良な人が沢山でてくるのもほっとします。 |
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2022 08,24 09:08 |
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中山七里さんです。
ミステリー仕立てなのですが、もうこわくなって3分の1残してやめてしまおうかとおもったのですが、先に最後を読んで結果をしってから、真ん中をよみました。 結局、餓死させるためにどうして、本人の大した抵抗をなく、二人をはこべたのかの 疑問が残ります。私がよみとばしているのかも・・。 本当に困ったら生活保護があると思っていたけれど、簡単にうけられないこと、 なるほど予算があって振り分けるのだから、あたりまえですね。 で、そのために、餓死した家族同然の女性を中心に、 恨みに思った当時の中学生が犯行におよびます。 生活保護が受けられなくてなくなる人がいないようにその仕事についたとき 偶然、その女性を死においやった張本人と一緒の職場になります。 そこで、その時の当事者を二人餓死させます。 その兄貴分で8年の服役を終えた人が疑われますが、彼は弟分のしわざとみぬき、 もう一人絶対狙って3度目の殺人犯になる前に、とめようとはりこみます。 結局とめることができたのですが、亡くなった人たちはかえってこない。 そして、生活保護を食い物いしている人もいる・・・。 重い話です。 |
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2022 08,23 20:34 |
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ジョフブラウン文、さくまゆみこ訳です。
教材で抜粋を読んでとてもおもしろそうで、図書館で借りました。 朝おきたら、大きな掲示板がベッドにおちてきて、スタンレー君がべちゃんこの 薄い男の子になっていたという話です。 うすいので、細いところにもとおれたり、封筒にはいって遠くの友達のところにも いけたりしますが、とうとうあきてしまって、元にもどりたくなります。 弟が考えて空気入れで空気を入れると元にもどってめでたしめでたしという おかしな童話ですが、楽しい挿絵とともに、ほのぼのとしています。 弟もべっちゃんこになりたくて、本を沢山おいてみたりします。 子供の発想だなぁと思いました。 |
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2022 08,22 22:33 |
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薬剤師の阿部絢子さん著作です。
この手の本はよくあり、よく似ています。 こちらも同じようなかんじで70代の安武さんと90過ぎて 施設に入ったお母さんも登場します。 70まで華道をおしえ、80から書道をやりはじめたという。 外干しがしんどくなったら、部屋干しにするとうんと楽になる。 生活を変えることも大事、 もちろん物を減らすこともかいてある。 最後に施設にはいるのなら、ボストンバッグ一つくらいにしないとだめなこと。 献体という選択肢もあること。 うんうん、なるほど。とにかく身軽になることが大事。 |
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2022 08,19 14:39 |
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初めての瀬尾まい子さんです。
どんなだろう、何もしらないで、読み始めたのですがぐいぐいひきこまれて、 日中からよんじゃいました。 父親3人、母親2人ところころかわってそだてられたとかいてあり、ええどういうの?とおもったのですが、母親はなくなってしまい、再婚したけれど、父親が、海外にいくことになり、 わかれてしまう・・・ということでした。 再婚した女性とも仲良くくらしていたのですが、後でわかると彼女が病気になったことで 3人目の育ててくれる男性をさがしたとのことでした。 二人目は、主人公がピアノがひきたいというので、ピアノのある男性でした。 どの人もみんな愛情豊かで、主人公も幸せに暮らして、とうとう高校の同級生と結婚することになります。 その時の父親の反対にあいながらも、ハッピーエンドでした。 いい人のあつまりでほのぼのしています。 結婚相手はピアノが抜群に上手だったけれど、レストランにめざめたが、とうとう元の道にもどることになりそうです。 |
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2022 08,13 22:53 |
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美雨さんの二冊目の本だそうです。OKで、SEの仕事をしていて、それから、小説書き始めて二冊目。書き始めたのがおそいから、どんどん、書きたいことが湧いて出たと書いてあります。
これは3人の高校の同級生が、タイムスリップして高校時代にもどる、という筋です。 そしてもう一度チャンスでどの時代かにもどれる、みんな元の時代にもどっていきなおします。 なんか、変な空想小節みたいなのに、とってもおもしろかった~ 最後はキャリアウーマンで独身だった一人が独立して、成功するという、やはり、小説だなぁってといういつものハッピーエンドですが、勧善懲悪のようでほっとします。終了! 又つぎの美雨さんの世界楽しみです! |
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2022 08,13 07:52 |
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美雨さんです。
ここに登場させていなかったので、又借りてしまって読み始めたら、あれ?っとなりました。 おもしろいのでもう一度よみたいくらいです。 若くして亡くなった夫には、女性がいたようで、遺品がほしいといいにきました。 なくなったのも、出張とおもっていたら近くのホテル・・。 夫の両親は嫁として、しがみついてきそうな雰囲気があり、 しずかだった、実家の父ものりだしてくれて、戸籍をもどすことになります。 貧乏な男性が金目当てにすり寄ってきたのも最後にわかって撃退できたり 会社での旧姓にもどったことも、よくわかった女性のおかげですんなりいったり。 最後に、元ピアノ教師で実家にいる今はニートの義理の姉が両親の留守に呼び出します。 何事かと怖くて友だちを伴っていくと、弟は(亡くなっただんな)高校のときに 事故でおばあさんを自転車ではねて死なせてしまったのをみていた、同級生からずっとおどされていたことを話してくれます。 女がいたと思っていたのもその女性がゆすり続けていました。 彼女から奥さんをまもるために、秘密がおおかったこともわかります。 籍をぬいたことで肩の力もぬけて、義両親とも、いい関係がたもたれそうです。 ちゃんちゃんの美雨さんおホッとするおわりかたも、やっぱり安心でした。 |
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2022 08,12 09:24 |
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垣谷美雨さんです。
読みすぎて、読み始めたとき、あれ、これ読んだかなと思ったくらいでした。 でも、育児家事は女の仕事と思い退職して、家にいるようになり、奥さんがうつになるような 家庭が増え、でも原因が自分だとわかっていない。 その典型的なおやじが、息子の子供の保育園のお迎えをたのまれたことや、 帰省して、政府におどらされて、母性本能や、専業主婦の弊害がわかってきます。 そしてそのおやじが、息子の改造も嫁と一緒になってやることになります。 息子もオヤジもだんだん 家事育児の大変さがわかってきて奥さんとの関係もすこしずつよくなっていきます。 小説ということはわかっていても、未来がみえてほっこりします。 |
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2022 08,05 09:13 |
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一汁一菜とおつけもの、しかも、冷蔵庫なしで、野菜は乾燥させるか糠漬けかの生活の
稲垣えみこさんの食卓です。 良い鍋をつかって上手に毎日楽しんでおられます。 あの震災の朝から始まったの稲垣さんだとおもうと、又感慨もひとしおです。 |
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2022 08,02 16:37 |
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稲垣えみ子さんです。
震災のインタビュー記事を読んだので稲垣さんの偉大さがわかって続きを読みました。 一人で飲み屋にいったら、スマホはみない、そうだなぁとおもいました。 心しないとすぐみてしまいます。 って飲み屋に一人で行くことはないけれど・・・。 稲垣さんは家での一汁一菜の本も書いておられて次はそれです。 土井さんとかぶります。 |
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2022 08,01 15:45 |
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稲垣えみ子さんが、神戸の震災のときのことをききこみ、記事にしたものの本です。
よく聞いてくれたと、稲垣さんに感謝です。 ピアノの下敷きになり、意識不明から生還したが、記憶の力がおちてしまった 高校生。 ご主人をなくした女性。 彼女も家もなくした若者。 みんな、本当に大変なおもいをして、そしてこんな地震国だからいつだれがどうなってもおかしくない・・・。 それにしても、地震の家のこわれかた、燃え方のおそろしさもつたわってきます。 |
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2022 07,31 18:52 |
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森村誠一さんです。
森村さんは現在認知症だそうですが、こんな本が編集者の援助があるとはいえ かけるというのはびっくりです。 1933年生まれで89さいでこの本は今年3月に出版です。 物忘れがひどくなっても、うつになっても、体をうごかして、 身辺整理をして、家族と仲良くして・・・理想的です。 本にかいてあるように、年齢をかさねてもあらたな趣味や出会いの場所を得るのは大切だなとおもいます。 |
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2022 07,29 21:27 |
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垣谷美雨さんです。
これを書こうとおもったのは、地震の避難の時に、しきりをしない、家族だから、といった避難所があったことからだそうです。 プライバシーのない、ひどいところだったようで、そこを題材に3人の被害にあった女性をかかれています。 やっぱりもうほかのことが手につかないくらい必死でよみました。 乳飲み子を抱えて津波で夫に死なれた若い美女は、舅や義理の兄といることがたえられないです。 しんでくれたとおもった、働かない夫が生きてあらわれてげんなりしている女性は、若い美女同様、義援金を夫に握られてしまいお金がありません。 登校拒否気味の死んだとおもっていた息子がいきていた水商売で離婚後生きてきた女性も登場します。 最後は3人は息子の嫁の親ののこした家にみんなで住んではたらきはじめます。 ろくでなしの夫や、舅をふりきって、独立してがんばろうという女性に拍手です、 小説だからとおもっていても、温かい気持ちになれます。 |
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2022 07,29 14:19 |
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垣谷美雨さんです。
もう早く又美雨さんのがよみたくてうずうずしていて 読み始めたら又おもしろくて、夜中2時半までかかって一気に読んでしまいました。 でもやっぱりタイトルはもっと違うといいのにと思いました。 派遣切りにあった日に、6年同棲していた彼から彼女ができたのででていってといわれます。 家も仕事も失うことになったのですが、農学校にいこうときめ、仲間もできて 無事卒業しますが、どこの馬の骨ともわからないものに土地はかせないといわれ、 途方にくれます。 それでも、古いつてや、仲良くなった人たちのおかげで住む家も耕す土地も手に入れられ 販売もできるようになっていきます。 途中しりあった二人がそれぞれひょんなことから結婚していったり主人公も結婚しそうな予感でおわります。 農業はもっと大変で、簡単に若い女性が手をだしてうまくいくということは なかなかないと思いますがそれは、小説で、後味もよく、いろいろな縁を上手に つないでいくのも、わくわくします。 やっぱり、美雨さんはすごい! |
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2022 07,28 13:25 |
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プレイディみかこさん著作。
イギリスの高級学校から普通学校に進んだ息子のことを母親が書いています。 日本人とのハーフで、最初の学校はカトリックでいろいろな人種の高級階級層が中心だったが 公立にかわって、まわりもかわります。 子供はそのなかで、友だちをみつけ、元気に成長していきます。 |
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2022 07,23 19:24 |
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水野敬也さん著作です。
4というので、1,2,3とシリーズになっていそうです。 余命を急に宣告された「僕」はゾウが人間に返信した ガネーシャと、時々あらわれる、骸骨の死神と出会います。 嫁と娘の3人家族にガネーシャがはいりこみ、 死ぬまでにすること、後悔しないようにひとつずつ おかしな手助けをしていきます。 結婚を反対されて、あっていなかった両親に会いにもいきます。 そして、最後の最後に、命が短いのは自分でなくて、奥さんだったとわかります。 奥さんは生まれつきの病でとうとう幼い娘を残して死んでしまいます。 死後、夫と娘がちゃんといきていけるようにと、神様であるガネーシャにお願いしたのは 奥さんでした。 お金のことをかんがえなかったら、本当にしたかった仕事はなにか・・・。 民族によって、死がもっと自然にうけいれられることもあるというのがさりげなくかかれています。 |
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2022 07,18 07:33 |
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井上香織さんです。
どこかの推薦でこの本を予約したのだろうけど、どこなのかしら。 ずっと美雨さんにはまっているので、どうかなというかんじで 後回しになっていました。 最初は、少女漫画のようなかんじの高校生の恋愛で、軽いな~というのが 印象ですが、それでも、上下結構ぶあついのが、気になってやめてしまうことが できず、夜中に目が覚めたときに最後までよんでしまいました。 よくある筋といえばそれまでですが、彼氏が海外にいってしまい 疎遠になっていく、女性も大学生になり東京にうつって 新たな仲間や生活が始まる。 青春ドラマそのものです。 疎遠になってもわすれられず手紙をかいたりしていたのですが、 ねたばれでいくと、疎遠になっていたのは、彼氏が海外でがんになり 余命が宣告されていたので。 祖母の死でかえったきた彼氏と再開、そして自身の将来がわかっているので、 わかれ。でも、偶然車の事故でたすけられ、彼氏の寿命が短いことをしります。 高校のサッカー仲間にもわかってもらえ、卒業せずに海外にいったみんなが グラウンドで卒業式をしてくれます。 とりかこむ友人たちも色々ありながら支えあい、本当に漫画やドラマをみているような 青春ものでした。 |
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2022 07,17 08:12 |
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中井貴一以外はだれもわからなかったのですが、
伊能忠敬の地図の話です。 伊能忠敬がなくなった3年後にあの日本地図ができているので その、3年間、亡くなった事を隠して、中まで地図を完成させていくという 話です。 大河小説にして、千葉の伊能忠敬の地域活性化をめざす、現在と、 その当時の話を、同じキャストでいったりきたりで、なかなか 見ごたえがありました。 あの地図は本当にみんなが歩いて手書きでつくっていったことも わかり、その苦労と精密さに驚きです。 |
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