2023 06,02 19:49 |
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瀬尾まいこさんです。
秋音と名前をつけた、声だけが聞こえるのは何だろうとおもっていたら、オムライスやさんのバイトでいっしょの、心をとざしている、常盤さんの、高校生のときに、おろしたあかちゃんだった。 とても不思議なかんじだったが、みんながやさしくつながっている。 中学で不登校だった生徒がはいってくるきっかけをつくってあげた匠は そのあと彼女がおいかけてきて大学では毎日顔をあわせる。 最後に、常盤さんは、子供のことをうつあけ、その子が心配していることもつたえられて 終わる・・・。 もっと瀬尾さんのがよみたくなってたくさん予約した。 PR |
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2023 05,31 08:26 |
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和田秀樹さんです。まだ出たばかりですがまわってきました。
最後に書いてある、老後はそんなにお金がかからない。 施設にもはいれるし、足りないと生活保護も受けられるとかいてあります。 だから、お金を使っていこうって。 アウトプットが一番脳にいい、本を読むより感想をかくこと、などと 発信することが大事だと。 そして95歳すぎるとまず全員が認知症の症状もあり、85歳以上は全員がどこかに がんがある、70過ぎるとがんは治療しないほうが元気に生きられる。 今まで以上に全体の年齢があがっていてほっとする(たしか前によんだ和田さんは80過ぎたら がんの治療はしなくていいだったような) 来月は実際の講演に行けるので楽しみです。 |
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2023 05,29 21:41 |
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久々の垣谷美雨さんです。
やっとまわってきました。 さんざん、自分本位で金使いがあらく、家のことも子育てもしなかっただんなの 悪口がでてきまし。 そして小さな村で、先に離婚した友達の助言をかりながら最後は離婚してハッピーになります。 ただ、先輩女性たちのように、法律上のお金をちゃんとわけることができないままだったのか、 きちんとできたのか、気になるところです。 相変わらずのハッピーエンドで、いつも彼女の小説は最後をよみかえしたくなりますがこれもそうでした。 |
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2023 05,26 21:01 |
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眠りのためのあたたかな場所
弟が遺産目当てで姉を殺したとおもっていたら、まったく違っていて 先をよみあてる(実際はねがったとおりになるから、事故や死亡は姉の望みどおり) 姉のかく絵が理解できることからくる悲劇だった。 姉は、弟が告げ口をしたことで両親をも、飛行機事故でころしてしまう。 弟はもう姉に寄り添って生きようとするが、主人公は恋人だと最後になのる。そこでおわっているが、主人公は自分が助かるために妹を犠牲にした心苦しさで、もう死んでもいいとおもっているのだろう・・・。 ラストのシェードのみが、「最高の贈り物」のようなラストでちょっとホットした。 なんだかどれもとても不思議な怖い話だった。 |
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2023 05,21 07:46 |
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本多孝好さんの短編です。
いま、表題と、次のイエスタディズを読んであと2つ残っています。 なのにここに、書いておきたいと思わせる、不思議でこわくてやめられない魅力です。 最初のを読んだときは夜中ねられなくなりました。 だから夜に読まないでおこうと思ったのに又読んで同じ。 単語しかしゃべらない絵のうまい友人と、美貌の女性、番長の女性、そしてぼくの4人が不思議につながりますが、美貌の女性のまわりで、飛び降り自殺が相次ぎます。番長もとびおりますが たすかります。 そして、友人は美大の講師になるところでおわります。なんとなくほっとしておわります。 イエスタデイズは、死期のせまった父親が結婚前の女性にできた子供を案じて息子にたのみます。 何十年も前のアパートをたずねた息子は、そこに、若かりし父とその時の彼女にであいます。 これもまた、非現実ですが、目がはなせないです。 あとの2遍も怖いのに早く読みたいです。 |
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2023 05,18 07:11 |
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内田正治さん著作です。
やっとまわってきました。 50歳から初めて65歳まで、黒内障(という病気があること初めて知った) になるまで、家業の倒産からはじめたタクシーの運転手さんの日記です。 営業成績があって大変なこと、遠距離客が大事なこと、 助手席に乗るお客さんなど、普段なんとなくしかわからないことが しっかりかかれています。 又しても、この本の表紙の絵はすばらしいとその魅力で読む人が多いだろうと思いました。 |
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2023 04,10 08:31 |
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精神科の飯塚浩さん著作です。
まず、バターからできているより成分のよい、ぎーというものがあるというのが 新発見でした。検索すると無塩バターから自分でつくることもできるとか。 そして、倦怠感など体調不良が続いていた人が、歯のつめものの、アマルガムが原因だったというのも驚きでした。水銀が使われていてそれが、わるさをするようです。 私も使われているだろうと思いますが・・・ 最後にかかれていた、うつや自閉症にも舌下で効果があるオイルがあるというのも 知りませんでした。 全編通じて、なんでもまんべんなく食べることが大事だとおもいました。 これがいいからこれをたくさんたべる、この魚がいいからこればかり食べるというより いろいろできれば、全部(皮ごとなど)食べる、よく言われていますがなかなか 実行できていないです・・・。 |
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2023 03,21 12:01 |
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山本文緒さんです。
装画は、タカノ綾さんです。だれなのだろうと調べたくなる 内容にぴったりの表紙でした。 表紙に注目したのは、ツグミのときの、山本容子さん依頼です。 最初のばにらさまをふくめ、短編なのですが、独特の世界があり 改めて、惜しい人を亡くしたと思います。 ばにらさまは、同情もしてしまうとはいえ、きっちり、振ってくれてすっとしました。 |
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2023 03,16 10:17 |
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沢木耕太郎さんです。
マカオでカジノにはまってします、又その手口がよくわかります。 日本につくってはいけないとおもいました。 |
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2023 03,16 10:17 |
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荻原博子さん著作です。
自分の老後のつもりでよみはじめたら、娘くらいの人が自分の親や自分の老後を考える本でびっくりでした。 副題に親と自分の生活戦術とかいてありました・・・。 |
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2023 03,16 10:15 |
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兵庫医科大学脳神経外科の吉村紳一先生著作です。
脳卒中は突然おこるとおもっていたのですが、そう思っている人がいることに 先生がびっくりされているのがびっくりでした。 ちゃんと起こりやすいというのが調べるとでてきている。それをしらないで 放置しているから急におこったようにおもうということでした。 対処すれば、きちんと予防もできるというのに驚きました。 漫画入りでわかりやすい解説でした。 |
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2023 03,03 08:04 |
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佐藤友哉さんです。
映画にもなってそうそうたるメンバーだったようですがそれは知らなかったです。 70になると「お山」に息子にせおわれていく、うばすてやま。 そこで生き残ってくらしている、デンデラという集落での話です。 飢え、クマ、病気そして寒さとの闘いです。 映画でも壮絶は決闘シーンのようだったそうですが とにかく、くまとの闘いが大変です。 そして70くらい(飢饉でもっとはやくに捨てられた人もいた)が一番わかく 100くらいまでが暮らすというのもすごいことです(小説とはいえ) 疫病で血を吐いて死ぬ人が続出していたようですが、疫病ではなく じゃがいもからの食あたりのようでした。 最後は一人残った70のまだつれてこられたばかりのカユが、くまにおいかけられて 村にむかってはしります。クマはまえにカユに片目をこわされ、カユはそのあとの たたかいで、片腕をクマにもがれています。 村にはいったあとカユはどうなるのか、村は、クマは?というところでおわっています。 人間の生きる力と、恐ろしい習慣、そして自然の力すべてが終結した本でした。 |
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2023 02,20 20:09 |
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2というのは1があったのかなぁ。しらべてみると、
生涯健康脳というのが先にでて16万も売れていました。 読んだ人がこれをよんで、明るい気持ちになれたとありますが とても単純で実行しやすいです。 まず、脳のメンテナンスにだいじなことは 寝ること!7時間って。 それで、すっきりするのは、メンテナンスがされたからだそうです。 老廃物がとりのぞかれるようなイメージのようです。 そして、喜ぶことというのは、あたらしいことだと。 よくきくはなしですが、いつもと違う道を歩く、いつもいかないスーパーにいってみる。 などです。 そして、人と対面でしゃべること。相手のかおをみて、様子を見ながら話すのがいいようです。 うんうん、全部なんとかなりそうとおもえます。 最後に、認知の人もなおったというのが音楽と結構の紙面をさいてあってびっくりしました。 太鼓のような打楽器もとても効果がある。もちろんピアノもリコーダーもいい。 楽譜をみてひくのなら、目と頭をつかう、両手もどの楽器でもちがうことをする。 家にあるものでたたいて音をだすだけでもいいとか。 なんだか明るくなってきます。 そして逆によくないのが、お酒だそうです。 少しのお酒はかえっていい、などとききますが、できれば全く体にいれないほうがいいようです。 そうなんだ・・・とおもいました。 いろいろ理由もかいてありますし、糖尿から認知症になりやすいこともでてきます。 寝ること、新しい刺激をいれること。がんばりましょう。(というほどでないのがありがたいです) |
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2023 02,15 08:10 |
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樋口恵子さんです。
88歳のときの著作と被るところも多いのはどこかで書かれたことの抜粋だからでしょうが 二回も和式トイレでたてなくなったのは、何度読んでも身に沁みます。 トイレに手すりは本当に早く実現してほしいとおもいました。 そして施設に最後は入るべき蓄えたお金で家を建ててしまった後の お金のなくなった喪失感が、なるほどと思いました。 樋口さんほどの人なのでよほど考えて実行してもそういうことがあるのだと 若い時に家を建てるのとはわけが違うと思いました。 助手さんや医師の娘さんたちと今も仕事をしながらの 樋口さんがまぶしいです。 |
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2023 02,15 08:05 |
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国府田淳さんです。
200冊の健康本を読んだ作者のものです。 ジムが続かないので、とにかく歩くようにしているというのが印象的でした。 いろいろやらないとと思っても本当につづかない。 かかとからすとんと落ちるのならと思っても家では響きそうだし。 やはり、外出の時に心がけて、エレベーターやエスカレーターを使わないというのが 一番できるかなと思いました。 |
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2023 02,09 14:37 |
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知野みさきさんです。
表紙の和菓子が魅力てきです。 最初に登場人物の説明をよんで、こんなに多くてわかるのかとぞっとしました。 そしてそのとおり、わかりにくいです。もっとしぼってほしいとおもいました。 これは私の老いのせいですが・・・。 次男と奥さんのなれそめももっとでてくるのかとおもっていたのですが 花街の奥さんとどういういきさつか、とうとうはっきりしなくて 残念でした。 |
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2023 02,02 14:47 |
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林真理子さんです。
まぁ、小説だから・・・というのをおいても、面白い!痛快! 3億円の大強盗だったかな、ああいう、大胆さがあって。 日本一といわれる高級老人ホーム、入るのに1億近いお金をはらって 一握りの大金持ちがはいっている。 そこに働く従業員も給料のよさでのびのびしている。 でも、自分の身内はみんないろいろ大変。 空いている部屋にこっそり身内をいれてしまう。 何人かそんなことをしたり、従業員が大金持ちの住人と結婚したり。 最後はいんちきがばれて、大騒動になる、もと学生運動の闘士もいて 火炎瓶もつくる。 ハッピーエンドでよかった。 林真理子さんってこんなのもかくのかと、スカッとしました。 |
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2023 01,27 13:49 |
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今は待っているユーチューブ、絶望ライン工さんのおすすめで借りたが
だめ、私には合わなかったので返します。いきなり、ちんちろりんの説明がでてきて 頭がついていかなかったです。 同様に凶刃も、アウトでした。読み進めば良さがわかるのかもしれなくて残念ですが。 |
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2023 01,25 15:01 |
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島本理生さんです。
亡くなった山本さんが闘病中に読んでいいと書いておられたので借りました。 タイトルと最初が恋人どうしからはじまるので、だんだん 女性の親族が宗教や精神の問題があるようになってきて ふたりはわかれていくのか、だからこんなタイトルなのかとちょっと 暗い気持ちになりましたが、そうではなく、未来が開けるような終わりかたでした。 でも、美雨さんなどの、難解でないたのしめるのにくらべたら、難しいです。 |
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2023 01,21 13:48 |
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フレデリィみかこさんです。
どんどん読み進んではしまうが、じゃ、何がかいてあったのといわれたり、 もう一度読むかといわれると、う~~んとなります。 |
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2023 01,19 11:22 |
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120日以上生きなきゃ日記と副題がついています。
昨年なくなった。急になくなったとおもっていたのですが、4月にいきなり すい臓がんで余命4か月といわれておられました。 今のご主人とは再婚で本当によいご主人にめぐまれて こうして支えてくれる人と余裕のあるお金がないと どうなるのかと思いました。 がんは、かたづけの時間があってよいという人もいますが この山本さんの毎日をよんで、日々、もどしたり、たった一度の抗がん剤で髪の毛がどっとぬけて 二度と抗がん剤はしないというくらいのダメージをうけたり、 治療法がないといっても、毎日熱がでたり、腹水がたまったりの対処は必要で 普通ではないとよくわかります。 山本さんはこの、最後の日記を書こうとおもったので 頭の中ですることがあってよかったかもとかかれていますが、 頭の中じゃなくて、それを文字に残すのもつらい日もおおかったのに 本当にたくさん大切なことをのこしていただいて 感謝感謝です。 その苦しい中にもいろいろ本をよんで、よかったといっておられるので かたっぱしから、私も読みたいとしるしをつけました。 一人になられたご主人はどうしておられるのだろう。 山本さんの分まで新たなことをみつけていきてほしいです。 それにしても、自転しながら公転するを、一気に夜中までかかって全部よんで 興奮したその山本さんの最後の日記も同じでした。 本当に素晴らしい人でした。 最後に書かれた小説も楽しみにしています。 ご冥福をお祈りします。 でも本当に誰でもみんな死ぬのだなぁとしみじみ思う日記でした・・・。 |
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2023 01,12 09:14 |
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2022年5月にでた(だからコロナの最中)垣谷美雨さんです。
元気はもらうし、最後も未来がみえるのですが 今まで程の感激やよかった~が薄くなったのは あまりに、現実離れしているから? 夫婦で夫の田舎に移り住んだ定年後の主人公が、 市長になってしまうのですが、いなかの、閉鎖的な議会や 近所付き合い、そのなかで、仲間をつくり、また義母も 夫の奴隷のようだった女性をたすけたりします。 でも小説とはいえ、とんとん拍子にいきすぎるからかなぁ。 |
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2023 01,04 18:04 |
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岸政彦編となっています。
どこかでみて、予約したのですがあまりの分厚さに圧倒されました。 何人もの昭和初期の人の語りですが、数人読んでお手上げでした・・・ ききても、語り手もあまり特徴がないからかなぁ・・。 |
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2022 12,19 15:03 |
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過疎の山里にいる普通なのに普通じゃないというのが頭についています。
99歳で、仕入れから販売までしている女性が印象的でしたが、杖をつきながら 大根を坂をおりてぬきにいってくれたり、林業で木に登っていたり、 やはり、日常が体をうごかさざるをえないところ、仕事の人は強いと思いました。 坂の上り下りなど・・・。 |
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2022 11,28 20:25 |
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5人の高校生がそれぞれ主人公で、マスク生活になってのこと、それとは関係ない高校生活をえがいてあります。
もともと、縮れ毛でそれをひやかされて嘔吐して学校にいけなくなった沙織は、うあせて、絵が値をかけて、ストパーにして登校をはじめます。 ほかにマスク依存症だった女子、生のおやがあいにきてくれるかもと、フェイスシードにいている麦(男子生徒)などが登場しますが、いずれも、かかえるなやみがあります。 どんどんよみすすんでとうとう夜中1時半になりました。5人の最初はどんなだっただろうとまた、戻って朝からめくってしまいました。 |
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