★ ★
読書日記
NINJA
カテゴリー
小説 ( 741 )
美容 ( 3 )
園芸 ( 0 )
グルメ ( 54 )
その他 ( 10 )
映画 ( 30 )
最新記事
ほしをめざして ピーターレイノルズ のざかえつこ訳
(08/18)
ぼうしのおうち エルサ・ベスコフ ひしきあきらこ訳
(08/18)
逃げ上手は生き方上手 和田秀樹
(08/18)
雪のなまえ 村上由佳
(08/12)
いのちの理由 さだまさし
(08/12)
聖子 夢は終わらない 中條鉄子
(08/04)
ここが終の住処かもね 久田恵
(08/04)
二人目の私が夜歩く 辻堂ゆめ
(07/29)
ダブルマザー 辻堂ゆめ
(07/27)
ふたりぱぱ みっつん
(07/25)
変な家 穴雨
(07/24)
父からの手紙 小杉健治
(07/22)
お金がない!
(07/16)
君といた日の続き 辻堂ゆめ
(07/16)
治験島 岡田秀文
(07/15)
阿修羅のごとく 向田邦子
(07/06)
長く高い壁 朝田次郎
(07/06)
60歳から女性はもっとやりたい放題 和田秀樹
(06/26)
コーイチは高く飛んだ 辻堂ゆめ
(06/20)
とわの庭 小川糸
(06/18)
神さまのカルテ夏川草介
(06/16)
オルタネート 加藤シゲアキ
(06/10)
居酒屋ぼったくり 秋川滝美
(06/10)
父と僕の終わらない歌
(06/10)
少年と犬 馳星周
(06/05)
アーカイブ
2025 年 08 月 ( 7 )
2025 年 07 月 ( 10 )
2025 年 06 月 ( 11 )
2025 年 05 月 ( 10 )
2025 年 04 月 ( 8 )
2025 年 03 月 ( 18 )
2025 年 02 月 ( 14 )
2025 年 01 月 ( 4 )
2024 年 12 月 ( 10 )
2024 年 11 月 ( 5 )
2024 年 10 月 ( 3 )
2024 年 09 月 ( 8 )
2024 年 08 月 ( 2 )
2024 年 07 月 ( 7 )
2024 年 06 月 ( 2 )
2024 年 05 月 ( 11 )
2024 年 04 月 ( 8 )
2024 年 03 月 ( 5 )
2024 年 02 月 ( 11 )
2024 年 01 月 ( 4 )
2023 年 12 月 ( 3 )
2023 年 11 月 ( 5 )
2023 年 10 月 ( 1 )
2023 年 09 月 ( 6 )
2023 年 08 月 ( 4 )
2023 年 07 月 ( 3 )
2023 年 06 月 ( 15 )
2023 年 05 月 ( 5 )
2023 年 04 月 ( 1 )
2023 年 03 月 ( 5 )
2023 年 02 月 ( 5 )
2023 年 01 月 ( 6 )
2022 年 12 月 ( 1 )
2022 年 11 月 ( 9 )
2022 年 10 月 ( 6 )
2022 年 09 月 ( 6 )
2022 年 08 月 ( 11 )
2022 年 07 月 ( 13 )
2022 年 06 月 ( 15 )
2022 年 05 月 ( 6 )
2022 年 04 月 ( 5 )
2022 年 03 月 ( 4 )
2022 年 02 月 ( 6 )
2022 年 01 月 ( 5 )
2021 年 12 月 ( 7 )
2021 年 11 月 ( 5 )
2021 年 10 月 ( 11 )
2021 年 09 月 ( 8 )
2021 年 08 月 ( 5 )
2021 年 07 月 ( 7 )
リンク
管理画面
新しい記事を書く
グルメ
コガネモチ
忍者アドを貼るだけで簡単お小遣い稼ぎ
アクセス解析
コガネモチ
忍者AdMax
2021
12,13
20:15
鴨川食堂はんなり
CATEGORY[小説]
柏井壽(ひさし)さん著作です。
シリーズでサブタイトルがついていますが続けて3冊よみました。
一冊に、4,5編はいっています。
京都東本願寺にちかくに、外見食堂に見えない食堂があり
その娘が、さがしてほしい食べ物を探す探偵をしています。
食堂は本格的な京料理を警察官を退職して奥さんに病死された
おとうさんがしています。
短い広告や口コミであちこちから
難題がもちこまれますが、2週間でおとうさんが現地にとんで
ききあわせ、依頼の食品を再現してみせます。
1つ一番印象にのこったものを。
亡くなった人がすきだったようなものもあるのですが、
ここではおでんの大根をさがしてほしいと初老の女性がきます。
孫もいるのに、家でご飯をたべない、それ以外は日のうちどろろがなかったが
その食事を共にできないのがこのまま続くのかと思うと、我慢ができずに
わかれた女性がたづねてきます。
その家で食事をしなくて、一方的に離縁された元旦那が
脳梗塞だったかで、意識不明になっていると夫の友人がつたえてきます。
そこで、夫は長年、おでん屋さんで大根をたべてから帰っていたことがわかります。
そう何十年も大根を食べるために通うのはおかしい、女がいたのではと
おもいながら、その大根をさがしてほしいとたのまれます。
まじめで、こぼんのうで、家のこともよくやっていた元だんなは
家で食事中に、会社でのぐちを言ったことがありました。
その時、家に仕事の話をもちこまないでと、ぴしゃりといわれ
翌日、ふらりとはいったおでん屋さんでそのことをいうと、この大根に全部
仕事のぐちをとじこめて、たべてしまうようにいわれます。
それから毎日何個もの大根をたべつづけていたのでした。
元旦那がいなくなってから、今まで頻繁に孫とともにきていた
子供たちも足が遠のいています、おとうさんがいかに良い家族だったかというのが
やっとわかってきます。
お父さんはまだ生きている、病気もなおってまた家族の生活がもどるにちがいないと
おもわせました。
PR
コメント[0]
<<
鴨川食堂 サブタイトルなし大判
|
HOME
|
生きてさえいれば
>>
コメント
コメント投稿
NAME:
MAIL:
URL:
COLOR:
Black
LimeGreen
SeaGreen
Teal
FireBrick
Tomato
IndianRed
BurlyWood
SlateGray
DarkSlateBlue
LightPink
DeepPink
DarkOrange
Gold
DimGray
Silver
SUBJECT:
COMMENT:
PASS:
<<
鴨川食堂 サブタイトルなし大判
|
HOME
|
生きてさえいれば
>>
忍者ブログ
[PR]