2014 06,23 08:39 |
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「まほろ駅前多田便利軒」で2006年に直木賞をとった三浦しをんさんの、映画にもなり
大ヒットした作品です。 舟を編むというのが、辞書を編集するということだとは、知らずに読み始めました。 とっかかりがわかりにくく、なのに、やめられずに一気に読み、最初にもどって、人物設定を見直しました。 もう少しわかりやすく入りやすい小説にしてもらえれば、タイトルだけで読みたくなるように、本の色も地味でもっと時代がかった難しいものに感じてしまうのが惜しいです。 それでもきっちり、みんなに読まれているのは内容の楽しさです。 辞書にたずさわる精密さ、そして辞書に使われる紙の大切さが伝わってきます。 誠実にいきる「まじめ」さんの生き方と、ひたむきに料理人をほりさげている奥さん、 登場人物も好感が持てる人ばかりです。 時間を忘れて読めたのは、村上春樹の田崎さん以来でした。 バイヤー・みり著・チョコ本「世界の果てまでチョコレート」・3名 ←参加中 ベルギーのネコちゃんのチョコはネコ好きでなくても目がいってしまいます。食べるのがおしいようなかわいらしさです。 PR |
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