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砂の器 松本清張
CATEGORY[小説]
20代のころにみた、ハンセン病の映画が、これだったのではと、
気が付いて、読んでみたら、あの、事務員さんがハンセン病の人の茶碗をおとしてしまったり
医者の息子がハンセン病はうつらないときかされて、学校の塀によじのぼってでも
通おうとした、あのシーンと結びつかない、あれは違う作品だったのかもしれない。
ハンセン病に関するということをふまえていたのと、あらすじもみていたので、
和賀が昔、ハンセン病になって父親と二人で放浪していたときに
引き離されたことをうらんでいて、そのときの村長さんをのちに殺害したのかとおもっていたが
これは全くちがっていた。
ひきはなされたあと、一人でどうやってすごしたのか、結局音楽の才能が目覚めて世界的な
前衛音楽家になり、大臣の娘で彫刻家の女性との結婚も決まっている、
戦争で、戸籍などが紛失したことをうまく利用して、新しい名前なども手に入れていた、
過去も全くわからなくできていた。
そこに過去を知っている人物が現れてころしてしまった・・というところだろう。
それまでにも、こんなことがその時代にあったのか、今はどうなっているのかとおもうのが
超周波をつかったことで、心臓まひや、身ごもった友人の彼女を殺害もしている、これは子供をおろさせるだけ
だったかもしれないが結局は死んでしまっている。
自分をしたっていた彼女も、自殺においやったのは、彼のした殺人のおそろしさに
気が付いたからだろうがこれも自殺か殺人かはっきりしないでおわっている。
この超音波で不愉快にさせて押し売り退治をやっているが心臓麻痺をおこさせて
殺人までができるのか・・・
色々謎も多いし、ハッピーエンドでもないが、ありがたかったのは4冊にわたって
大きな文字の本が図書館にあったこと。
かつてはこういう大きなのをめくって、あまりの大きさにびっくりしてしまったが
これを読むとほかの一般の文字、新聞もふくめて、なんでこんなに小さいのかとがっかりしてしまう。
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