2013 04,26 09:38 |
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宮本輝さんの小説です。
久しぶりに、寝食忘れて上下二巻を読みました。 やっぱり宮本さんは楽しいです。 欲得のない、「シロナマズ」のような志乃子は夫にも子供にも友達にもお金にも仕事にも恵まれ、いや、それらが寄ってくるくるような 人生なのだが、それがとても自然で、おだやかなのです。 宮本さんが糖尿なので、その話や、彼と共著の糖尿医師の炭水化物をとらない療法もでてくるのも 面白いです。 そして、なにより、北朝鮮から乗せるだけのせて船で日本に向かうことを計画実行して多くの人の命を助けた横尾氏は架空の人ではなかったことです。 彼の存在をしって、宮本さんがこの小説を書かれたというあとがきに驚きました。 宮本ワールドは、誠実に生きていれば、幸せがよってくると思わせてくれる力があり 勇気がわいてきます。 マキシム ドリップ工房「微糖」を30名様にプレゼント ←参加中 PR |
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