2022 06,05 14:46 |
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開成高校の野球部のセオリーと副題のついた高橋秀実さん著作です。
日経のコラムにちらっと出ていたのを予約してすぐきました。 東大志望者が入る開成の野球部の練習に密着取材した本ですが、 監督に、思いっきり打て、からぶりしてもいい、野球は、丸いボールに丸いバッドをあてるので ほかの球技とちがってどこにとぶのかわからない、というのもなるほどで、うまくいけば 何点ももぎとって、弱いと思っていた開成にびっくりしてそのまま勝てるという 戦略のようです。 一人一人に取材して丁寧に話をきいていますが、 みんな自分の考えややり方があって、へたをするとあたまでっかちになりそうですが それがそうではなくて、実直なかんじで素直な高校生集団というかんじです。 盗塁が得意な選手が、ピッチャーのくせをよんで、その動きをみて 走り出すというのは、なるほどとおもいますが、それがよめること、そして 実際に足が速いことが大事だろうと思います。 とうとう最後まで甲子園にいくことはなかったのですが 普通の高校は開成のように1つのグラウンドを複数のクラブが曜日をわけてつかっているので 常連校のような素晴らしい特別グラウンドがあるわけではない、また、あるからといって 時間も場所も多ければいいというのでもないと思いました。 とにかく楽しく読めました。 PR |
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