2022 02,11 08:58 |
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恩田陸さんです。ぶあつくて、ちょっと現実ばなれしているのですが、どんどん引き込まれます。
壁をさわるだけで、不思議なものがみえたり、卒倒しそうになるくらい 驚くことがわかったりする弟とそれを理解している兄弟。 二人の両親は二人がまだ小さい時にトンネルのクルマ事故でなくなっているのですが その二人の驚く顔もタイルをさわったときにみえました。 そして解体現場にちょくちょくあらわれる謎の女の子と自分たちの関係を 不思議におもい、しらべながらも、いろいろな出会いがひらけていく兄弟。 最後どうなるのかとおもっていたのですが、どんどん壊していく今の、よのなかへの 警鐘っぽいかんじだったのかなとおもいました。 最後はちょっと、あれ、これでおしまいという終わり方で恩田さんにしては 残念感もありました。 PR |
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