2022 03,20 09:04 |
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藤野千夜さん著作です。
やっとやっと読めた~~っていうくらい図書館で待たされました。 ネタバレで行くと94歳の私が93歳の認知症のおくさんをまだ介護中で終わります。 3人の息子はもうみんなおじさんですが独身ぞろい。長男は 学校もあまりいけない神経質なまま、引きこもりが今も続き二階で一人ですごし ご飯にはおりてきますが6時でないと調子がわるくなります。 次男はおねえで、どうも男性パートナーと暮しているようです。 仕事も順調で、娘として、母親によりそってくれています。 三男は事業をはじめては失敗し、とうとう今は家に帰ってきています。 何かしようとしますがすでに親への借金が2000万です。 90直前の私は健康を維持するために欠かさない体操や 朝食を守り、足も体も元気で、食欲もあります。 昔ふたりが結婚したばかりのころお世話になった奥さんのおねえさんに 感謝し、その娘の気立ても器量もよいさなえと、仲良くしています。 さなえは私の会社に勤めていた時に知り合った社員と結婚、死別していますが 亡くなる直前にたのまれて、見舞いにいった私は、さなえのだんなのそばに 女性がないているのをみて、びっくり。おまえは誰だでていけ!というところが 胸がすきます。そうしてほしくて、さなえも私をよんだのでしょう。 まぁ私も奥さんを苦しめた過去があるのですが・・・。 でも元気でいるためにはちゃんと自己管理が必要だとおもいます。 そして老衰かとおもっていた奥さんが、自宅でご主人に介護されているのは 老々介護ながらどうなるのかとおもいます。 頼りにならない息子たちも現実的です。 ああ、おもしろかったといっては変ですがもう続きを読むのが楽しみでしょうがなかったです。 この藤野さんの作品をもっと読みたいです。 ありがとうございました(とおもわずいいたくなりました) PR |
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