2024 11,11 08:00 |
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村井理子さんの実話です。
90のギフト83の義母。 義父は脳梗塞の後遺症で少し足が不自由だが、頭はしっかりしている。しつこくて暗い。 義母は茶道教室で生徒もそこそこいたが、おかしな行動が続いて認知症とわかる。 この二人を翻訳家で子供もいる作者がみることになる。 元気なころの二人は暇をもてあまして、何度もあそびにきては 閉口だったが、コックだった義父が料理屋をはじめていそがしくなり こられなくなってほっとしていたところに二人が次々発病。 夫も少しはかかわるが家で仕事をしている彼女に連絡がはいるので、 どうしてもかけつけることになる。 ヘルパーさんとの仲をうたがったり、デイにいってもいったこともわすれたり、 義父が不自由な足でどこでもついてきたがったり。 コロナワクチンひとつでも、背広の正装でまっていたりと 他人事ならいいが、身内でおこると、疲れることが次々おそってくる。 さらりとかいてはあるが、ちょっと書き方に癖があってそれが好きな人も もういいと思う人もいるだろうなとおもった。 どちらにしろ、義父母でも父母でも介護は本当に大変で、施設にはいってもらうというのも デイに行くだけでも大変な人には厳しいものがあると思った。 ほんの終わりにまだ二人の義父母は健在なので、今はどうなっておられるのだろうと続きがきになる。 PR |
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