2022 01,13 22:33 |
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おおたわ史絵著作。
このタイトルからと内容はとてもギャップがあった。 おおたわさんは数すくない、日本の刑務所の医師です。 医者の父親と、いまでこそ、依存症という病気だった母親のもとでそだち よくぞ立派に大人になったというくらい、母親は「病気」の 人だった。「おまえなんか死んでしまえ」といわれて 育ったという境遇は普通ではない。 でもそういう人が確かにいて、そうなった過去をさぐると また父親から逃げるように去った母がいたことがわかっていく。 バスにおいついてつれていってもらった姉がいたが おさなすぎてバスに追いつけずに置き去りにされた母はどんなに 過酷な少女時代だったのか、 そしてその母にそだてられたおおたわさん。 依存症というのは、麻薬などもふくめて 病気なのだと、また向き合い方も常識とは違うというの少し入口だけ わかった気がする。 それよりも、やはり、よく立派にそだったと感心してしまう。 PR |
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