2017 12,31 15:29 |
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佐藤正午さんの直木賞作品です。
こんな小説はじめて、そして大晦日だというのに 読み出したらとまらなくなってしまいました。 2日で読み終わって又最初から読みたくなっています。 凄い話ですが、絶対ないともいいきれない・・・ 瑠璃という娘は27歳で事故とも自殺ともわからない死に方をしたあと、 何度も他の家庭でうまれて、高熱をだしたあと、最初の瑠璃の記憶が よみがえっているようです。 27歳で、夫のいた瑠璃は、大学生と仲良くなり、その大学生に 会おうとしますが、またしても事故でなくなったりをくりかえし 小学生の今度の瑠璃がやっと会えます。 当時の大学生も、彼女がわすれられず離婚をして 再会をまっていました。 「ずっと待っていたよ」ということばで 会いに来た小学生の瑠璃にあうところで おわります。 村上春樹の、青豆が最後にずっとお互い意中だったふたりと 会えるのがちょっと浮かびます。 面白い小説でした。 佐世保から北大中退という佐藤さんの他の小説も興味がわきます。 PR |
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