2014 03,01 19:56 |
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直木賞作家、池井戸潤さんの小説です。
ほのぼのしたタイトルと、猫と家の装画で、あたたかい話を連想して読み始めてびっくり。 電車で注意をした男につけられ、家族がおびやかされる世界に入っていきます。 こわくて、夜ねつけなくなりながら、翌日はこわすぎるからと言い訳して、ラストをまずよんで 一安心してから、夜中まで一気に読んでしまいました。 だれもが、急に被害者になりうるおそろしさを、感じました。 犯人がつかめないのに、花壇をあらされたり、瀕死の猫をポストにいれられ、あげくは 現金も盗まれ、盗聴器もしかけられ・・・。 会社でもややこしいことに巻き込まれた50過ぎのまじめなどこにでもいる主人公の話です。 あとがきにもあるように、有能な部下と暖かい家族が救いです。 ああ、こわかった・・とおもいながら、ほっとして、またぱらぱらめくってしまっています。 PR |
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