2020 02,06 07:50 |
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内館牧子さんです。 最後をゆうべ2時半までかかってよみました。 こんなに没頭して読んだのは久しぶりです。 先日のパラサイトの映画もどんでん返しでしたが こちらもその繰り返しでした。 珍しいくらい仲良し夫婦だったのにハナのだんなさんは ハナがおつまみを取りに行っている間に急死してしまいます。 いつも一緒だったハナは、おしゃれで前向きだったのに どうせ自分もすぐに死ぬと抜け殻のようになってしまいます。 ねたばれになりますが 遺言書からもう一つの家庭があったことがわかり その過程のほうは、女性は女医、息子は一級建築士で ふたりとも上品でイケメンという親子でした。 折り紙だけが趣味で、僕の一生の最大の利点はハナと結婚したことだが ハナにも、折り紙の会でもくちぐせだったのに ハナも子供たちもショックとおどろきでいっぱいになります。 でもその息子がカンボジアにNPOでいくという気持ちを誰よりも先に ハナに打ち合え、だんだんと仲良しになっていきます。 最後は二人をにくめなくなっているハナがいて、ハナもこんな びっくりの事実のなかで、子供たちがいうように 喪失感から立ち直っていきます。 びっくりするような展開でしたが 内館さんの先の作品、終わった人を一日も早く読みたいです。 PR |
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